MFガレス・ベイル

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 レアル・マドリーに所属するMFガレス・ベイルはプレミアリーグ復帰が噂されたが、古巣トッテナムからのオファーを断ると見られている。英『ミラー』が伝えた。

 ジネディーヌ・ジダン監督の就任以降、ベイルは退団を促されている。だが、ベイル自身は週給60万ポンド(約8500万円)という巨額契約を捨ててまで、そのまま退団するつもりはない。

 ベイルとレアルの契約はあと3年残っており、移籍金は1億ポンド(約125億円)前後と推定される。ベイル自身はすぐに退団したいわけではなく、別のトップクラブからオファーが来たときのみ移籍を検討するつもりだという。ベイルの次の行き先についてはパリSGや中国のクラブが噂されている。

 ベイルは2013年にトッテナムから8600万ポンド(約120億円)でレアルに加入した。英国人ではサッカー選手の“輸出”として最も成功したケースであり、元イングランド代表MFのデイビッド・ベッカム氏に次いで稼いでいる。

 今シーズンはすべての公式戦を合わせて42試合に出場しているが、直近2試合はベンチ外。ジダン監督に戦力外通告を受けたとも報じられた。ジダン監督は、新たにMFエデン・アザールやMFポール・ポグバの獲得を狙っている。

 今シーズンのベイルは14ゴール4アシストを記録したものの、レアルのファンからはブーイングを受け、関係性は良くない。ベイルは親しい友人に対し、もしレアルから離れて移籍することになったら、「もっとマナーの良いクラブ」がいいとこぼしたようだ。