オープンイヤーヘッドセットとしては3種類目のモデルとなる「SBH82D」

ソニーモバイルコミュニケーションズ(以下、ソニーモバイル)は14日、耳をふさがず、周囲の音を聞きながら音楽や会話を楽しめる、オープンイヤーワイヤレスステレオヘッドセット「SBH82D」を6月8日(土)から発売すると発表した。

価格はオープンだが、市場想定売価は1万円前後となる見込み。公式Webショップ「ソニーストア」における販売予定価格は、9,880 円(税別)となっている。ソニーストアや家電量販店などで販売される。


SBH82D

ソニーモバイルではオープンイヤースタイルのヘッドセットとして昨年4月に発売した「Xperia Ear Duo」、昨年6月に発売した3.5mmステレオミニプラグ対応ヘッドセット「STH40D」を販売している。

今回、新たに発売されるSBH82Dはオープンイヤースタイルのヘッドセットとしてこれらに続く第3弾のモデルとなり、首にかけるネックバンドがついたビハインドネックスタイルのワイヤレスタイプのヘッドセットになっている。


左側のリモコンには音量調整のボタンを搭載



右側のリモコンには電源ボタン、NFCポートを搭載

本体カラーはブラックおよびグレー、ブルーの3色。耳をふさがないオープンイヤースタイルのため、音楽を聴きながらも会話ができたり、外音が聞けたりできる。

一方で、音漏れの低減も実現しているため、電車やオフィスなどでも安心して利用できる。オープンイヤースタイルは、音楽への没入感は低いものの、外音が聞こえるという特徴から、1日中装着しっ放しで使える点が通常のイヤフォンやヘッドセットと異なる。

今回のSBH82Dでは、軽量なビハインドネックスタイルを採用し、最大7.5時間使用できるバッテリーを搭載している。Bluetoothでスマートフォンやミュージックプレーヤーと接続し、長時間利用することもできるため、まさに装着しっ放しで使える点も大きな特徴といえる。

なお、ネックバンド部分に搭載したリモコンにより、ハンズフリー通話や音楽再生の操作ができるほか、GoogleやSiriの音声検索機能も起動可能。

これまで、オープンイヤースタイルに対応したヘッドセットは、左右独立型の完全ワイヤレスで、ボイスアシスタント機能などのさまざまな機能を搭載している「Xperia Ear Duo」と、ケーブル接続タイプの安価なモデル「STH40D」の2種類があったが、SBH82Dは、いずれの製品の中間とも言えるようなプロダクトとなっている。



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記事執筆:2106bpm(つとむびーぴーえむ)


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