反体制派が掌握するシリア・イドリブ県の南部で爆撃を受け立ち上る煙(2019年5月11日撮影)。(c)Anas AL-DYAB / AFP

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【AFP=時事】シリア北西部の反体制派最後の拠点イドリブ(Idlib)県に対し、バッシャール・アサド(Bashar al-Assad)政権と同盟国ロシアが空爆を強めている。在英NGOのシリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)によると空爆で民間人およそ120人が死亡し、また国連(UN)によると4月29日から今月9日までに18万人が避難を余儀なくされた。

 アサド政権とロシアはここ数週間、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)傘下の組織を前身とする反体制派連合「タハリール・アルシャーム機構(HTS)」が掌握するイドリブ県の支配地に対する空爆を強化。ここ数日でいくつかの町をHTSから奪還している。

 一方、HTSのアブムハンマド・ジャウラニ(Abu Mohammad al-Jolani)最高指導者の動画が12日に公開され、ジャウラニ氏は空爆によって女性や子どもが犠牲になっていると主張。「武器を取れる者は全員に戦地へ向かうよう要請する」と呼び掛け、支持者らに徹底抗戦を訴えている。

【翻訳編集】AFPBB News