山口達也

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 熱しやすく冷めやすいのが“世間”というものの特徴の一つ。女子高生わいせつ事件から1年。あの山口達也(47)についてまさかの“情報”が流れている。

 昨年5月に事務所をクビになった山口は現在、治療に専念中。日々事件が起こる中、彼の“悪行”とて忘れ去られているのか、今年に入ってから「復帰説」がアチコチのメディアで報じられている。もっとも、その根拠は「今年のTOKIOの25周年に合わせて」とか「事務所の功労者だから」といった程度だが、

「とてもムリでしょうね」

 と言うのは、さる芸能事務所の関係者である。

「被害女性たちには大きなトラウマを残していますし、“依存症”とも言われる彼の酒癖の悪さを業界で知らぬ者はいない。治療が完璧に出来たという保証がない限りありえないでしょう」

山口達也

 実際、

「アルコール系疾患からの脱却はたやすいものではありません」

 と指摘するのは、新宿東口ハートクリニックの中田貴裕院長だ。

「酒を断つという本人の強い意志に加え、周囲のサポートが不可欠。それがないと治療の辛さからまたアルコールに逃げ、負のスパイラルに陥る人も少なくない。本人の意志と周りの支え、この二つが揃わないと脱却が非常に困難なのです」

 そもそも復帰となれば周囲にそれなりのスジを通すことが必要だ。が、

「彼は芸能界の友人にも義理を欠いています」

 と、山口の知人。

「例えば、彼の結婚の保証人となったのは、ピーターとぐっさん(山口智充)ですが、“恩人”である彼らにも事件後は謝罪も連絡も入れていないんです」

 その妻とも3年前に離婚が成立しているが、

「それも事後報告だったそうで、ピーターは“大人なら先に知らせてほしかった”と言っていました」

 元妻と2人の子は、現在、遠く離れたハワイへ。最愛の息子たちと会うこともままならない状況では、やはり治療の進展も難しい。

 その元妻の母を訪ねると、

「話すことはありません」

 と言いつつ、

「事件で世間はワーッとなりましたが、私たちは驚きませんでした。お酒は病気ですから……。孫も事件のことは知っている。早くよくなってとしか言えません」

 山口の人生の時計は、平成の御世で止まったままだ。

「週刊新潮」2019年5月2・9日号 掲載