女優の土屋アンナと、マネージャーで夫のケントさんが、5月10日放送の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)に出演した。

 もともと芸能事務所のほかに、音楽事務所、アパレル事務所と3つの会社に所属していた土屋。ケントさんはアパレル事務所の社員だったらしく、「社内恋愛みたいな感じ」と結婚のきっかけを語る。

 土屋が「大勢でカラオケで歌ったときは楽しかったね」と一番最初の出会いを明かすと、ケントさんは「ざっくり言ってしまうと、手を出せる機会が何回もあったんですけど、(出さないでいたら)『あなたゲイなの?』って疑われた」と、付き合う前のエピソードを語る。

 この件に関して土屋は、「仲良く一緒にいろんな話をして、子供とも遊んだり。『この人は私を好きでいてくれてるのか、それとも(中身が)女の子なのかな?』と。いまさら聞けないし、どっちなんだろうと(思った)」と説明。

 意を決して焼酎を飲みながら「女の子?」とケントさんに聞くと、「違います」との回答を得たため、「じゃあ男の子だから好きでいてくれているんだろうな。私も『この人いい!』となった」と言う。

 さらに土屋は「夜、山の上で(夫が)『結婚を前提にお付き合いさせてください』って頭を下げてきた。『よろしくお願いします』って言ったら、そこから手を出してきた。普通はもっとグイグイ来る人が多かったたんだけど(夫は)来なかった。それが私は初めてで」と振り返る。

 ここで共演の坂上忍が、「裏を返せばそれまではなし崩し的に(付き合ってきた)?」と質問すると、土屋は「いままでは……そうですね、イエィ!」と笑っていた。

 続いてケントさんが、妻に対する不満を告白。
 自分が運転する車で、コーヒーを買うために土屋がいったん降りると、戻ってくる際になぜか他人の車に間違えて乗ってしまうらしい。つい先日も、タクシーに乗ろうと夫がトランクに荷物を入れている間に、土屋は別のタクシーに乗り込んでいたという。

 これはエレベーターでも同じで、扉が開くと上下の行き先を確認せずにそのまま乗ってしまうという。土屋は「多分見てないんですよ、何にも。なんでかわからないんですけど、目の前にあるのが『私のだ』って思う」とその理由を語る。

 これに坂上が「必ず誰か(間違いを)止めてくれる人がいる。変わらないんですよ、こういう人って」と指摘。ケントさんも「すごい大変です。でも、一緒にいると先読みしちゃって慣れてくる。こっちが適応する」と明かしていた。

 番組では、離婚と結婚を繰り返す自らの人生を「映画化したら面白い」と豪語していた土屋だが、今度の結婚は長く続きそうだ。