こんにちは、青木真也です。ほどよく燃えてます。

5月1日の「那須川天心1000万円企画」をドタキャンしまして、お騒がせしています。「どうなってんだよ!」「詐欺師!」「時間返せ!」などの声もしっかり届いております。どうもありがとう。ここで説明をすると一気につまらなくなると思っているので、受け取る側が個々の解釈を持って楽しんでくれたらと思っています。「ふざけるな!」で終わるか、“物語”としていかに解釈するかはお任せします。

僕はケンドーカシンのPRIDEでの入場を毎度見て、彼はそのとき何を考えたのかを、20年近く経った今も想像して楽しんでるのですが、出された品をどう楽しむかは人それそれです。そしてそれについて説明されたら覚めるので、「説明はしないよ」って話ね。1.4橋本vs小川は当事者が語らないからいいのと同じです。

最近は満足させる品を作ってきたので、こうして不穏試合的な品を作ると反響もいつもとは違ったものがきます。毎回満足させる品を作り続けるのも一つの方法ではあります。しかし、コース料理に例えると、首をかしげる品があるからこそ、メインが際立つのであって、全てがメインであったとしたらそれはそれで満足度は低いと思うのです。僕は目の前にあるものを懸命に作ります。その評価はその後の話なのです。
5月17日。日々の取り組みの延長線として試合をしてきます。

ONEシンガポール大会でタイトル防衛戦をクリスチャン・リー選手と闘います。この短期間で20歳の若い選手と闘うことについては「守って生きるか、挑戦して生きるか」と自分に問いかけをした結果、「挑戦して自分の可能性を使い切りたい」と感じたからです。10数年前の20代前半の僕は、ベテラン選手がキャリアを運用して生きていくことに閉塞感を感じたし、かっこいいとは思えなかったです。シンプルに若い自分が見てかっこいいと思える選択をするのは、賢いとは言えなくても間違ってはいないと思います。

5月6日の修斗後楽園大会では、僕の8歳上で、44歳を迎える大先輩の宇野薫選手が必死の姿を見せてくれました。彼からは日々コツコツやること、挑戦して生きることなどを試合を通じて伝えられました。必死にやればやるほど人生はハードになっていくのでは無いかと最近思うのですが、僕もとことんやってハードな人生を生きていこうと覚悟が決まりました。

試合後も生きていくのはハードだと思います。頑張り続ける以上は楽に生きていくことはできないし、ここまでやってきたのだから、やりきる責任もあります。5月17日、日々コツコツやってきたことをぶつけて、さらにハードに生きてやる。勝ちたい。

文/青木真也(格闘家)

(C)AbemaTV
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会場騒然! 青木真也、挑戦者決定トーナメントで“まさか”の辞退表明

 
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5月17日18時〜 青木真也、初防衛戦! 「ONE Championship シンガポール大会」