ファン・ウィジョは、抜群のスピードと決定力を見せつけた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 ルヴァンカップ・グループステージ5節の8試合が8日、各地で開催された。Dグループでは、ガンバ大阪が清水エスパルスを3−1で下し、ジュビロ磐田は松本山雅FCを1−0で撃破。この結果、勝点10の首位・G大阪と、勝点9の2位・磐田が、グループステージ突破を決めた。
 
 G大阪が先制したのは、前半終了間際の45分だ。左CKから藤本淳吾がクロスを上げると、ニアに走り込んだ三浦弦太が頭で合わせる。このシュートがGK西部洋平の手を弾き、ゴールに吸い込まれた。
 
 その後、清水のドウグラスに1点を返されたG大阪だったが、65分にファン・ウィジョがDFヴァンデルソンのマークを振り切り、GKもかわして追加点を流し込む。さらにG大阪は、67分にも途中出場の中村敬斗が左サイドでヴァンデルソンをぶっちぎり、GKとの1対1を制して追加点を挙げた。

 Dグループのもうひと試合、磐田対松本は0−0で迎えた終盤の86分、途中出場の荒木大吾が仕事をやってのける。右サイドからエリア内にカットインして左足を振り抜くと、シュートが相手に当たってコースが変わり、ネットを揺らしたのだ。この1点が決勝点になり、磐田が勝利を収めている。

 なお、最終節は22日に行なわれ、磐田はホームで清水と対戦。松本はホームにG大阪を迎え撃つ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部