スタイリストが好きな「今、旬な着こなし」|買い足すべき「ベーシック服」と「新鋭小物」は?
今季の傾向を把握した、プロたち自身が欲しいものをヒントにすれば、リアルに使えて鮮度も上がる確かな1枚が見つかるはず。ストリートの今、スタイルの軸となるものや色から導いた、新しい服の選択基準をあらゆるアプローチから探ります。まずはスナップから旬のトピックスを調査し、今季取り入れたいアイテムを考えます。
メンズアイテムやヴィンテージ品をとり入れたスタイリングに人気が集中。キャッチィな色柄や、プレイフルな小物づかいも必見。
ボーイズライクなカジュアルが定番。GISELeではバッグや靴など小物企画を担当することも多く、常に新鮮な合わせ方を提案。
毎月多くの企画を担当する看板スタイリストのひとり。旬をいち早くキャッチし、シンプルでリアルなコーディネートに落とし込む。
GISELe表紙のスタイリングも毎号担当。大人に似合うカジュアルをモットーに提案する、きちんと感と抜け感のバランスは絶妙。
ファッション誌だけでなく、テレビやCMと多方面で活躍。大人の気品や女性らしさを感じさせるコーディネートに支持が集まる。
さまざまなファッション誌から引っぱりだこの、人気スタイリスト。キレイめとカジュアルなど、相対するテイストのMIXが得意。
まずは、スタイリストが注目する新たなトピックスを徹底調査。マークすべき旬色やスタイルアップががなう着方の工夫など、トレンドセッターたちをお手本にナビゲート。
編集部:春ものが出そろい始めましたが、気になる「新しさ」って?
石関さん:とにかく白に惹かれます!定番色ですが、今季はあらためて鮮度を上げてくれる色の1つ。
[1]「オフ白でワントーン」
クリームカラー×ビッグサイズのリラクシーなセットアップ。足元まで同色にした、「縦のひとつなぎ」がスタイルアップに貢献。
ニュアンシーな配色でLADYなムードを加速。締め色はブラウンを採用し、マイルドな印象をキープ。
寒色系のグラデーションがまじめなジャケパンスタイルを高感度な装いへ。インナーの黒でぐっと落ち着いた雰囲気に。
サテン地のドレッシーなスカートは、黒のロング丈アウターでシンプルにそぎ落として。
エッジィな変型シルエットは、トレンチコートなど定番アイテムでとり入れると気張って見えない。ベージュ系でまとめ、さらに心地よく。
とろみのあるブラウス×ハリのあるパンツの「真逆の素材感」がルーズなフォルムのメリハリづけに作用。パンツと似た色のインナーを投入しIラインも意識。
ジャケットをウエストINした斬新なスタイル。カジュアルなデニムがあるだけで、リアリティある表情に着地。黒小物で、ひとクセある着方をトーンダウン。
ガーリーに傾きがちな小花柄は、ジャケットで大人顔に引き寄せ。白の先細パンプスのおかげで、カジュアルな組み合わせにスマートさも維持。
ストライプの強気な上下の組み合わせに白の足元で抜けづくり。迫力が出る縦縞には、小ぶりなバッグでかわいげも投入。
海外のストリートでは、秋冬から引き続きバレッタに視線集中。マットな質感や定番色の、モダンなデザインなら、マニッシュな白と黒のスタイリングにも好相性。
無難な定番服はすでに確保済み。大きめのシルエットや、華やぐ素材の、部分的に進化した「これからのベーシック」を、目利きスタイリスト陣が厳選。
TIGHT SKIRT | EDIT. FOR LULU
ライトベージュサテンフレアスカート 25,000円+税/エディットフォールル
T-SHIRT | Hanes
白Tシャツ 1,500円+税/ヘインズ(ヘインズブランズジャパン カスタマーセンター)
WIDE PANTS | AKANE UTSUNOMIYA
パンツ 42,000円+税/AKANE UTSUNO MIYA(ブランドニュース)
BORDER TOP | emmi atelier
パープルボーダートップス 11,000円+税/ emmi atelier(エミニュウマン新宿店)
SET-UP | ASTRAET
ブラウンチェックジャケット 46,000円+税、ショートパンツ 23,000円+税/ともにアストラット(アストラット新宿店)
MANNISH PANTS | SOMETHING×nano・universe
岩田さん:旬のあいまい色の中でも、薄色デニム風に見える、ブルーのキレイめパンツは使いやすい。リラクシーな服とも合いやすく、センタープレス入りでONの日も活躍します。
ブルー別注タックワイドパンツ 9,000円+税/SOMETHING×nano・universe(ナノ・ユニバースカスタマーサービス)
OUTER | ATON
グリーンロングコート 79,000円+税/ATON(ATON AOYAMA)
TANK TOP | Deuxieme Classe
ライトブラウンタンクトップ 11,000円+税/ドゥーズィエムクラス(ミューズドゥドゥーズィエムクラス丸の内店)
CAMISOLE | AERON
Vネックサテンキャミ 36,000円+税/AERON(コロネット)
THERMAL TOP | RHC Ron Herman
オフ白バックスリットサーマルプルオーバー 23,000円+税/RHC(RHC ロンハーマン)
SHIRT | WON HUNDRED
グリーンストライプブラウス 13,000円+税/WON HUNDRED(ビューティ&ユースユナイテッドアローズ渋谷公園通り店)
DENIM | RIM.ARK
デニムスカート 18,000円+税/RIM.ARK(バロックジャパンリミテッド)
おなじみ、アレンジが楽しい普遍的な上下を、スタイリストが新鋭小物で高感度な装いにブラッシュアップ。鮮烈な色やエッジィな形も、「小さく」なら試しやすい。
YASUKO ISHIZEKI | Girly Colors
受け止め幅の広い白T&デニムこそ、好きな色を心置きなく合わせたい。一見難しそうなフルーツプリントのバッグは、フルーツのカラーを1つ、靴などほかの小物と色リンクさせるとうまくまとまる。
〈右から〉イエローバッグ 8,500円+税/ラドロー(ロンハーマン) フルーツ巾着バッグ 16,000円+税/TEIRUMA (ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 湘南店) ピンクシューズ 78,000円+税/ニナ リッチ(ドローイング ナンバーズ 南青山店)
KEIKO WATANABE | Black and White
デニムと相愛なレトロな小物も、白黒やゴールドをメインに洗練されたイメージに寄せたいな。その中でも、ロープのハンドルバッグにメトロハットと、ビーチに似合うなつかしさが気になります。
〈右から〉黒レザーバッグ 40,000円+税/ロペ エターナル(ロペ エターナル アトレ恵比寿西館店) メトロハット 2,900円+税/センスオブプレイス(センスオブプレイス バイ アーバンリサーチ キュープラザ原宿店) イヤリング 21,900円+税/セシル・エ・ジャンヌ
KAORI HIGUCHI | Tidy and Mode
ラフなスタイルには、背筋が伸びた印象に映せて、アクセントも足せる、上品なひとクセ小物をプラス。ベーシック色で選択すると、遊び心のある形も、「すぎた感」なく、まとまります。
〈右から〉ベージュサングラス 35,000円+税/MEGANE AND ME(Eyes Press) ネイビーレザーポインテッドトゥミュール 29,000円+税/miista(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム) キャメルレザーバスケットバッグ 58,000円+税/MARROW(4K)
MAKIKO IWATA | IN Lady Pumps
昨年から注目する透けるデザインを、先細のLADYな靴でとり入れて、「大人の抜けづくり」として活用。白Tとデニムのやんちゃな服も足元だけで、ぐっと女性らしい雰囲気をまとえます。
〈右から〉ネイビーチュールバックスリングパンプス 35,000円+税/ELIN(クルーズ) グリーンPVCサンダル 14,000円+税/MANU MARI(スローブ イエナ 自由が丘店) ベージュリングストラップメッシュフラットシューズ 118,000円+税/ジルサンダー(アクアガール渋谷)
NATSUKO DEGUCHI | Sporty for woman
ともすると子どもっぽくなりがちなスポーティ小物は、ベージュ系やレザー素材のクラス感のあるものを選ぶのがベター。アクティブに傾くことが多かったデニムとでも、ハンサムな表情に整いそう。
〈右から〉ウエストポーチ 26,000円+税/オルセット(オルサ) 麦わら素材で夏を先取り。スニーカー 20,000円+税/NIKE SPORTSWEAR(アトモス 明治通り店) ボリューミィなフォルムもピンクベージュでキュートに。レザーキャップ 14,800円+税/CA4LA(CA4LA ショールーム)
CHISATO TAKAGI | Pink Pink Pink
カジュアルな服でもデートに行けるようなイメージで、ピンクをさし色に使いたいです。濃い色、かっちりした形、涼しげなデザインなど。ガーリーになりすぎない、「抵抗感なく使えるピンク」を選択。
〈右から〉リボンミュール 13,000円+税/ダイアナ(ダイアナ 銀座本店) 色気を足す、ポインテッドトゥ×濃厚ピンク。サンダル 24,000円+税/FABIO RUSCONI(ファビオ ルスコーニ 六本木店) ミニ BOX バッグ 48,000円+税/DAD NEW YORK(ショールーム セッション)
- Talk STYLIST -
高木千智さん
メンズアイテムやヴィンテージ品をとり入れたスタイリングに人気が集中。キャッチィな色柄や、プレイフルな小物づかいも必見。
出口奈津子さん
ボーイズライクなカジュアルが定番。GISELeではバッグや靴など小物企画を担当することも多く、常に新鮮な合わせ方を提案。
岩田槙子さん
毎月多くの企画を担当する看板スタイリストのひとり。旬をいち早くキャッチし、シンプルでリアルなコーディネートに落とし込む。
樋口かほりさん
GISELe表紙のスタイリングも毎号担当。大人に似合うカジュアルをモットーに提案する、きちんと感と抜け感のバランスは絶妙。
渡邉恵子さん
ファッション誌だけでなく、テレビやCMと多方面で活躍。大人の気品や女性らしさを感じさせるコーディネートに支持が集まる。
石関靖子さん
さまざまなファッション誌から引っぱりだこの、人気スタイリスト。キレイめとカジュアルなど、相対するテイストのMIXが得意。
POINT01 / 世界のオシャレ事情を参考に
「SNAPから欲しいを探す」
まずは、スタイリストが注目する新たなトピックスを徹底調査。マークすべき旬色やスタイルアップががなう着方の工夫など、トレンドセッターたちをお手本にナビゲート。
編集部:春ものが出そろい始めましたが、気になる「新しさ」って?
石関さん:とにかく白に惹かれます!定番色ですが、今季はあらためて鮮度を上げてくれる色の1つ。
[1]
のような落ち感のあるオフ白は、メンズっぽいアイテムでも大人で女性らしい印象に仕上がります。[1]「オフ白でワントーン」
クリームカラー×ビッグサイズのリラクシーなセットアップ。足元まで同色にした、「縦のひとつなぎ」がスタイルアップに貢献。
渡邉さん:
引き締め役のインナーを黒にせず、旬色でもあるブラウンに変えた[2]右
も新鮮味がありますね。クリーンな白を重ねているから、濃厚な色をたっぷり加えても軽やか。高木さん:
そうですね。[2]左
の、ゆったりしたシルエットも、クラシカルな色ならきちんとさも出せて便利。タイトヘアやラウンドバッグで、品よくまとめているのもポイント。[2]「ブラウンが軸色」
右
…首元の小さなドット柄で、さりげなくフェミニンな表情をメイク。白ニットを重ねて、ゆるいブラウンを切れ味よく。左
…今風のボリューミィな形も、黒だとモードになりすぎることも。ブラウンなら適度に締まり品格も上昇。岩田さん:
あと、あいまいなキレイ色はいろんなブランドからたくさん出ていて、わかりやすいトレンドかも。ニュアンスのある色みなので、[3]
みたいにブラウンとか、やわらかさのある暗色で締めるほうが好バランス。[3]「黒で締めない」
ニュアンシーな配色でLADYなムードを加速。締め色はブラウンを採用し、マイルドな印象をキープ。
渡邉さん:
ほんと多いよね。[4]
の、定番の白シャツを淡いブルーに変えたことで、グラデーションスタイルも手軽に挑戦できる。シャツの着方の幅が広がります。樋口さん:
セットアップを深いグリーンなど、どちらか渋い色にすると、派手になりすぎず、色合わせも試しやすくなりますよ。4.「白シャツを更新」
寒色系のグラデーションがまじめなジャケパンスタイルを高感度な装いへ。インナーの黒でぐっと落ち着いた雰囲気に。
岩田さん:
服であいまい色が難しいなと思ったら、[5]右
のようにさし色として小物でとり入れるのが簡単。石関さん:
派手色も好きだけど、くすんだ色みならアクセントにもなり、上品さも足してくれる。出口さん:
そうですね。[5]左
の、まろやかなオレンジを加えたことで、よく見るグレーも新しく感じます。[5]「小さく使うキレイ色」
右
…目を引く淡いグリーン小物も、アイボリーとのあいまいな色でなじみよく。左
…おじさん風のグレーのロングコートに、オレンジをちりばめフレッシュに。白と黒の中間色でもあるグレーならコントラストがつきすぎず、色小物もまとまる。樋口さん:
今季はほんとカラーバリエーション多彩ですね。私はサテン素材などの光沢のあるスカートも気になるな。とくに長い丈のもの。[6]
のスナップで着用している、クリームっぽい色だと、華やかな素材でも気張りすぎないからオススメです。[6]「スカートは長くツヤっぽく」
サテン地のドレッシーなスカートは、黒のロング丈アウターでシンプルにそぎ落として。
石関さん:
ドレス的なスカートは増えてるよね。足元をスニーカーとかでカジュアルダウンするとデイリーに着れそう。あと、この春は変型トレンチにも目がとまる。少しデザインが効いてるものは[7]
みたいに中はシンプルでもはおるだけでさまになる。[7]「無難じゃないトレンチ」
エッジィな変型シルエットは、トレンチコートなど定番アイテムでとり入れると気張って見えない。ベージュ系でまとめ、さらに心地よく。
樋口さん:
大げさなサイズ感も今の特徴ですよね。ビッグシルエットのシャツは個人的にすごく好き。[8]
のように薄いカーキとか、淡い色と合わせると、女らしさが増すのでよりかわいく見える。[8]「ゆったりとしたワンツー」
とろみのあるブラウス×ハリのあるパンツの「真逆の素材感」がルーズなフォルムのメリハリづけに作用。パンツと似た色のインナーを投入しIラインも意識。
高木さん:
私は、薄手のジャケットをウエストINして、開襟シャツっぽく着た[9]
が新鮮で気になります。今年は実際ジャケットでも薄手のものが多いので、私も試してみたいです。[9]「ジャケットをシャツのように」
ジャケットをウエストINした斬新なスタイル。カジュアルなデニムがあるだけで、リアリティある表情に着地。黒小物で、ひとクセある着方をトーンダウン。
高木さん:
それと柄も今季は見のがせません。定番の白T&デニムに合わせたく、[10]
のようにあせた色の花柄でヴィンテージライクなムードに仕上げたいな。パワショルジャケットでさりげなくエッジもプラスしてて好み。[10]「構築的な花柄」
ガーリーに傾きがちな小花柄は、ジャケットで大人顔に引き寄せ。白の先細パンプスのおかげで、カジュアルな組み合わせにスマートさも維持。
岩田さん:
確かに地味な色がベースなら、ベーシックなアイテムとも相性がよく、使い勝手がいい。[11]
のトレンドのマルチカラーストライプも、ベージュの地にオレンジをMIXしているので浮かれすぎず落ち着いて見えます。それでも柄に少し抵抗がある人は、ワンピースやロング丈トップスの下からのぞかせて、小さなアクセント役で使ってみるのが簡単でいいと思うな。[11]「旬柄でスタイルよく」
ストライプの強気な上下の組み合わせに白の足元で抜けづくり。迫力が出る縦縞には、小ぶりなバッグでかわいげも投入。
出口さん:
ストライプはIラインを強調でき、スタイルアップがのぞめるので着て得する服ですね。もう1つ見のがせなかったのが、[12]
のようなレトロ感のある小物。べっ甲とかウッドのなつかしさのあるデザインがたくさん出ています。バレッタもシンプルでかっちりしたものなら幼く見えず、手早く新鮮味を出せるのでトライしてみたいです。[12]「なつかしさは顔まわりでIN」
海外のストリートでは、秋冬から引き続きバレッタに視線集中。マットな質感や定番色の、モダンなデザインなら、マニッシュな白と黒のスタイリングにも好相性。
POINT02 / ベーシックを見つめ直すなら?
いつもの服を変える「ココのコレ」
無難な定番服はすでに確保済み。大きめのシルエットや、華やぐ素材の、部分的に進化した「これからのベーシック」を、目利きスタイリスト陣が厳選。
TIGHT SKIRT | EDIT. FOR LULU
「丈感をより長く」
樋口さん:
リラックス感のあるマキシ丈のタイトスカートが新鮮。テロッとした質感やタイトすぎない身幅で着心地も疲れない。LADYな印象が強いので、上はTシャツでラフに。ライトベージュサテンフレアスカート 25,000円+税/エディットフォールル
T-SHIRT | Hanes
「女らしい広めのネックに更新」
渡邉さん:
白Tでおなじみ「ヘインズ」の新シリーズは、女性が着やすいデザイン。適度に鎖骨がのぞくクルーネックや厚手の生地感が特徴的で、キレイめな雰囲気に整います。白Tシャツ 1,500円+税/ヘインズ(ヘインズブランズジャパン カスタマーセンター)
WIDE PANTS | AKANE UTSUNOMIYA
「いつもよりワイドを選択」
高木さん:
靴がヒールでもぺたんこでもバランスがいい、すごくゆったりとしたワイドパンツはイチオシ。ブラウンなら締まって見えて、上品なムードも保てるのでいいですね。パンツ 42,000円+税/AKANE UTSUNO MIYA(ブランドニュース)
BORDER TOP | emmi atelier
「カジュアルな柄に色を投入」
出口さん:
この春豊富なカラーボーダーは、派手色も気楽にとり入れられるし注目しています。鮮やかな色でポップになりがちなぶん、黒のボトムを合わせて、キリッとさせたい。パープルボーダートップス 11,000円+税/ emmi atelier(エミニュウマン新宿店)
SET-UP | ASTRAET
「遊び心はマニッシュな服で」
石関さん:
ブラウン×グリーンのモダンなチェック柄がかわいい。セットアップでならきちんと感も出せて、うまくまとまるからいいですね。リネン混の涼しげな素材で抜け感も。ブラウンチェックジャケット 46,000円+税、ショートパンツ 23,000円+税/ともにアストラット(アストラット新宿店)
MANNISH PANTS | SOMETHING×nano・universe
「デニム感覚のシャーベットブルー」
岩田さん:旬のあいまい色の中でも、薄色デニム風に見える、ブルーのキレイめパンツは使いやすい。リラクシーな服とも合いやすく、センタープレス入りでONの日も活躍します。
ブルー別注タックワイドパンツ 9,000円+税/SOMETHING×nano・universe(ナノ・ユニバースカスタマーサービス)
OUTER | ATON
「はおるものでラクしてきちんと」
渡邉さん:
適当に着ても、さまになるものが欲しくて、ステンカラー×渋いグリーンの、知的なナイロンコートにひとめボレ。ユニセックスブランドらしい大きめなサイズも◎。グリーンロングコート 79,000円+税/ATON(ATON AOYAMA)
TANK TOP | Deuxieme Classe
「形はメンズで色は女っぽく」
樋口さん:
白だと少し男っぽくなりがちなタンクトップも、やわらかさのあるベージュなら女性らしい。定番デニムと組み合わせてもボーイッシュにならず、大人な装いに。ライトブラウンタンクトップ 11,000円+税/ドゥーズィエムクラス(ミューズドゥドゥーズィエムクラス丸の内店)
CAMISOLE | AERON
「光沢のある素材でシーンレスに」
高木さん:
サテン素材のつやめくキャミは、カジュアルなパンツのクラスアップにも役立ち、かっちりしたボトムとならオケージョンにも対応できて便利。顔映りがよくなるピンクを。Vネックサテンキャミ 36,000円+税/AERON(コロネット)
THERMAL TOP | RHC Ron Herman
「フレアな形でガーリーに」
岩田さん:
すそに向けて広がる甘いシルエットのサーマルトップスだと、カジュアルなパンツと着ても男の子に偏らないので、シンプルな形よりいろんなスタイリングにハマります。オフ白バックスリットサーマルプルオーバー 23,000円+税/RHC(RHC ロンハーマン)
SHIRT | WON HUNDRED
「強気な柄はシャツでしゃんとする」
石関さん:
注目度の高いストライプ柄は、とろみのあるシャツで品のいい印象に。ノーカラーでヘンにきちんとしてないリラックス感もいい。太いストライプでレトロな表情に。グリーンストライプブラウス 13,000円+税/WON HUNDRED(ビューティ&ユースユナイテッドアローズ渋谷公園通り店)
DENIM | RIM.ARK
「デニムにはひとクセ加える」
出口さん:
ほっこりしがちなデニムスカートもコルセット風の変型スカートだとぐっとモード感が増します。腰位置が高く見える設計で、スタイルよく着こなせるのも選びの基準。デニムスカート 18,000円+税/RIM.ARK(バロックジャパンリミテッド)
POINT03/ひかえめな服の即戦力に
「白T+デニム想定で試したい」新たな飾り
おなじみ、アレンジが楽しい普遍的な上下を、スタイリストが新鋭小物で高感度な装いにブラッシュアップ。鮮烈な色やエッジィな形も、「小さく」なら試しやすい。
YASUKO ISHIZEKI | Girly Colors
「派手色小物で大胆にハズしたい」
受け止め幅の広い白T&デニムこそ、好きな色を心置きなく合わせたい。一見難しそうなフルーツプリントのバッグは、フルーツのカラーを1つ、靴などほかの小物と色リンクさせるとうまくまとまる。
〈右から〉イエローバッグ 8,500円+税/ラドロー(ロンハーマン) フルーツ巾着バッグ 16,000円+税/TEIRUMA (ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 湘南店) ピンクシューズ 78,000円+税/ニナ リッチ(ドローイング ナンバーズ 南青山店)
KEIKO WATANABE | Black and White
「シックな色でデニムをヴィンテージスタイルに」
デニムと相愛なレトロな小物も、白黒やゴールドをメインに洗練されたイメージに寄せたいな。その中でも、ロープのハンドルバッグにメトロハットと、ビーチに似合うなつかしさが気になります。
〈右から〉黒レザーバッグ 40,000円+税/ロペ エターナル(ロペ エターナル アトレ恵比寿西館店) メトロハット 2,900円+税/センスオブプレイス(センスオブプレイス バイ アーバンリサーチ キュープラザ原宿店) イヤリング 21,900円+税/セシル・エ・ジャンヌ
KAORI HIGUCHI | Tidy and Mode
「きちんととモードどっちも加える」
ラフなスタイルには、背筋が伸びた印象に映せて、アクセントも足せる、上品なひとクセ小物をプラス。ベーシック色で選択すると、遊び心のある形も、「すぎた感」なく、まとまります。
〈右から〉ベージュサングラス 35,000円+税/MEGANE AND ME(Eyes Press) ネイビーレザーポインテッドトゥミュール 29,000円+税/miista(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム) キャメルレザーバスケットバッグ 58,000円+税/MARROW(4K)
MAKIKO IWATA | IN Lady Pumps
「メンズっぽい上下は足元で女度を高めて」
昨年から注目する透けるデザインを、先細のLADYな靴でとり入れて、「大人の抜けづくり」として活用。白Tとデニムのやんちゃな服も足元だけで、ぐっと女性らしい雰囲気をまとえます。
〈右から〉ネイビーチュールバックスリングパンプス 35,000円+税/ELIN(クルーズ) グリーンPVCサンダル 14,000円+税/MANU MARI(スローブ イエナ 自由が丘店) ベージュリングストラップメッシュフラットシューズ 118,000円+税/ジルサンダー(アクアガール渋谷)
NATSUKO DEGUCHI | Sporty for woman
「くだけすぎない、キレイめスポーティを探し中」
ともすると子どもっぽくなりがちなスポーティ小物は、ベージュ系やレザー素材のクラス感のあるものを選ぶのがベター。アクティブに傾くことが多かったデニムとでも、ハンサムな表情に整いそう。
〈右から〉ウエストポーチ 26,000円+税/オルセット(オルサ) 麦わら素材で夏を先取り。スニーカー 20,000円+税/NIKE SPORTSWEAR(アトモス 明治通り店) ボリューミィなフォルムもピンクベージュでキュートに。レザーキャップ 14,800円+税/CA4LA(CA4LA ショールーム)
CHISATO TAKAGI | Pink Pink Pink
「ピンクのさし色でデニムをかわいく」
カジュアルな服でもデートに行けるようなイメージで、ピンクをさし色に使いたいです。濃い色、かっちりした形、涼しげなデザインなど。ガーリーになりすぎない、「抵抗感なく使えるピンク」を選択。
〈右から〉リボンミュール 13,000円+税/ダイアナ(ダイアナ 銀座本店) 色気を足す、ポインテッドトゥ×濃厚ピンク。サンダル 24,000円+税/FABIO RUSCONI(ファビオ ルスコーニ 六本木店) ミニ BOX バッグ 48,000円+税/DAD NEW YORK(ショールーム セッション)