C大阪、都倉&メンデスのツインタワーで松本を攻略!《J1》

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明治安田生命J1リーグ第10節の松本山雅FCvsセレッソ大阪が4日にサンプロ アルウィンで行われ、2-0でC大阪が勝利した。

直近5試合で2勝1分け2敗で着実に勝ち点を積み上げる11位・松本(勝ち点11)は、前節0-2で敗れたFC東京戦からスタメンを1名変更。レアンドロ・ペレイラに代えて永井を起用した。なお、永井は古巣対決となる。

対して直近5試合で1勝2分け2敗と苦しんでいる14位・C大阪(勝ち点8)は、0-0で引き分けた大分トリニータ戦からスタメンを5名入れ替え。木本、山下、片山、レアンドロ・デサバト、高木、に代えて丸橋、瀬古、藤田、水沼、ブルーノ・メンデスを先発に送り込んだ。

先にスコアを動かしたのはC大阪。21分、バイタルエリア右でブルーノ・メンデスが競り勝つ。反応した奥埜が敵陣右サイド深の深い位置からクロスを送ると、ゴール前に走りこんできたブルーノ・メンデスのヘディングシュートがゴール左に吸い込まれた。

その後もC大阪が押し込む展開に。徹底してロングボールを送り、都倉、ブルーノ・メンデスにボールを入れて攻撃を仕掛ける。対して松本は、ボックス内で粘り強い守りで何とか応戦する。

ここまで守勢だった松本は後半早々に決定機を迎える。49分、敵陣右サイド深の深い位置でFKのチャンスを獲得。宮阪のクロスにファーサイドの永井が合わせたが、GKキム・ジンヒョンの正面に飛んでしまう。

松本は続く51分にもチャンスを迎える。敵陣中央左サイドから宮阪が縦パスを入れる。ボックス左で受けた永井が反転してから左足でシュートを狙ったが、GKキム・ジンヒョンの好セーブに遭った。

ツインタワーで攻略を試みるC大阪は60分、GKキム・ジンヒョンからのロングパスを敵陣中央のブルーノ・メンデスが競り勝つ。DFラインの裏に抜け出した都倉がGK村山との一対一の決定機を迎える。しかし、ここはGK村山に軍配が上がった。

1点を追いかける展開となった松本は67分、中美、前田に代えて杉本、レアンドロ・ペレイラの2枚替えで攻撃の活性化を図りにかかる。

追加点が欲しいC大阪は69分、ボックス右手前からブルーノ・メンデスのクロスを送る。ファーサイドの都倉が胸で落とすと、反応した水沼がゴールを狙ったが、わずかにゴール左に外れる。

83分にC大阪が試合を決定づける。ボックス中央で混戦となるが、ブルーノ・メンデスがシュートを放つ。GK村山に1度は弾かれたが、こぼれ球に反応した奥埜が押し込んでリードを広げた。

試合はこのまま2-0で終了。勝利したC大阪が4試合ぶりの得点で5試合ぶりの勝利を飾った。一方敗れた松本は2試合連続の複数失点で連敗を喫した。