韓国統一部(資料写真)=(聯合ニュースTV)

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【ソウル聯合ニュース】国連食糧農業機関(FAO)と国連世界食糧計画(WFP)が3日、北朝鮮の食糧事情が非常に深刻な状況にあると発表したことについて、韓国統一部の当局者は同日、「同胞として人道的な面で懸念している」との立場を明らかにした。

 また同当局者は「政府は北の人道的な状況を注視し、国際社会と緊密に協力していく」と述べた。

 FAOとWFPはこの日、北朝鮮の食糧状況に関する評価報告書を発表し、北朝鮮の食糧事情がここ10年間で最悪の状況にあり、食糧不足を解決するには136万トンの食糧支援が必要と指摘した。両機関は今年3月29日から4月12日まで北朝鮮に調査団を派遣し、食糧状況を調査した。