全5部作! - 第2弾『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』より
 - Warner Bros. / Photofest / ゲッティ イメージズ

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 米ワーナー・ブラザースが現地時間29日、映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズ第3弾を2021年11月12日に全米公開すると発表した。撮影は、来年4月から行われる予定だ。

 映画『ハリー・ポッター』の新シリーズとして、魔法動物学者ニュート(エディ・レッドメイン)の冒険を描いている本シリーズ。もともと第3弾は2020年に公開されるものとみられていたが、ワーナーの社長であるトビー・エメリックは「われわれは皆、この公開日がフィルムメイカーたちに彼らの芸術性を真に発揮できる時間を与え、ファンに最高の映画を届けることになると信じています」と今回の延期について語っている。

 ハリー・ポッター魔法ワールドの生みの親であるJ・K・ローリングは『ファンタビ』は5部作を想定していると明かしていたが、世界配給とホーム・エンターテインメントのトップであるロン・サンダースも今回これを認めた。「全5部作の第3部となる本作を、2021年11月に世界の観客にお届けすることを楽しみにしています」と宣言している。

 若き日のダンブルドア(ジュード・ロウ)が登場するなど『ハリー・ポッター』シリーズとのリンクが強くなった第2弾『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』では多くの疑問が残されたままだったが、ローリングは第3弾で「答えは与えられる」とツイートしており、ファン必見の作品となるもよう。舞台はブラジルのリオデジャネイロだ。(編集部・市川遥)