関西有数の難読地名の一つ、枚方(ひらかた)市。「まいかた」や「まきかた」などの誤読が頻発することでも有名だ。では、全国的にどれくらいの人が正しく読めるのだろうか。そして、地元関西とそれ以外の地域で差はあるのだろうか。

Jタウンネットでは、2019年3月29日から4月23日まで、「枚方」の読み方を尋ねる読者アンケートを行った(総投票数1018票)。すると、驚くべき結果が――。

京都の気質は難しい?



全国調査で、「枚方」を「ひらかた」と正しく読めた割合は89.7%。ほとんど全ての都道府県で「ひらかた」が80%以上の得票率を記録し、23府県で「ひらかた」が100%。お膝元の大阪でも100%を記録したのはさすがである。



「ひらかた」の得票率が全国平均の89.7%を下回った地域はやや東日本に寄り、投票者全員が正しく回答した地域は関西以西に多い。やはりというべきか、関西に近い地域の方が正しく読まれているようである。

ところが、枚方とすぐ隣の京都府で異変が起こる。

得票37票のうち15票が「まいかた」と回答、実に40.5%が「まいかた」と答える事態になった。近隣では「ひらかた」以外の票はいずれも数票なのに、京都だけが突出しているではないか。

京都府も広いとはいえ、枚方市とは隣り合っている(八幡市・京田辺市)はずなのにこの結果は何なのか。やはり、「『ひらかた』くらい知ってて当たり前でっしゃろ?」という京都流のブラックユーモアではないかという疑惑が尽きない。あるいは強烈な京都中心主義のなせる業か。

いくら人口の多い中核市(約40万人)といえども枚方は大阪府。京都府ですらないのだから、洛中から見たら「化外の地」か。ゆえに知っていてわざと「まいかた」に投票した層がいたのではないか。複雑怪奇な京都人の気質を垣間見たような結果だ。