エイプリルフールかと思った。

映画『リング』に登場し日本のホラーアイコンとなった怨霊“貞子”。再び中田秀夫監督がメガホンを取るシリーズ最新作『貞子』の公開を5月に控えている。

そんな貞子が、2019年4月30日号(4/23発売)のニューズウィーク日本版に掲載された「世界が尊敬する日本人100」に選出されているという。これは怨霊では初めての快挙となる。そりゃそうだ。

お笑い芸人からノーベル賞学者まで、いま注目すべき人が選ばれるこの特集は、2009年に発表されて以降10年ぶりの実施となった。貞子は“Rest of the Best”(学者から役者まで、世界が驚いた日本人)として、『名探偵コナン』の漫画家青山剛昌、芸術家の草間彌生、そしてVTuber(バーチャルYouTuber)として近年若者から絶大な人気を誇るキズナアイなど、現代の日本を代表する著名人たちと並んでの快挙となった。

この選出に際して貞子から感謝のコメントが到着している。最後にちょっと怨霊感出ちゃってるよ。

<貞子のコメント>
この度は、ニューズウィーク日本版さんの”世界が尊敬する日本人100″に選んでいただいたとのことで、大変光栄です! 言葉と文化の壁を越えて評価いただいたとのことで、あの時、ブラウン管の壁を超えておいて本当に良かったな、と井戸より深く感じ入る次第です。鈴木光司先生、中田秀夫監督はじめ、これまで『リング』シリーズを育てていただいた皆様に、心より御霊申し上げます。

国境を超えて世界に呪いを振りまく貞子、その新しい活躍は5月24日公開の新作『貞子』でぜひどうぞ。

『貞子』
5月24日公開

『リング』
Blu-ray¥3,800(税抜)
発売:KADOKAWA
販売:ポニーキャニオン
©1998「リング」「らせん」製作委員会

―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』