SKY-HIダンサーズ・BLUE FLAP QUARTETをまとめる操縦士!  Kensukeが作るエンターテインメントの世界

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パフォーマンスグループ・AAAのメンバーである日高光啓は、SKY-HI名義でアーティスト活動をしている。昨年12月には4枚目となるアルバム『JAPRISON』をリリース。そのアルバムを引っさげて、2 月3日から4月30日までライブツアー『SKY-HI TOUR 2019 -The JAPRISON-』が行われていた。

そのライブに出演していたのが、SKY-HIダンサーズとして知られるBLUE FLAP QUARTET(以下BFQ)。メンバーのKensukeは、プレイヤーとしてはもちろんのこと、ステージの演出にも幅広く関わる多彩な才能の持ち主だ。メンバー同士で話しているときは、おちゃらけ担当で周りからイジられていると思いきや、インタビューでは別人のように真面目な表情を浮かべ、周りを鋭く分析する。

SKY-HIが「自分と違う色の輝きが羨ましい? どれもとても綺麗 汚し合うなんて馬鹿馬鹿しい」(SKY-HI『Marble』より引用)と表現した世界観さながらに、裏と表を行き来しながら活躍する彼の個性は、カラフルでオリジナルだ。

撮影/TMFM 取材・文/Yacheemi
ヘア/後藤泰(OLTA)メイク/加藤祥子(OLTA)
デザイン/Creative Industry

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Kensuke(ケンスケ)
ダンスチーム「BLUE FLAP QUARTET」に所属。日本最大級のコレオグラフ作品コンテスト『Legend Tokyo』で特別賞受賞、アメリカ・ロサンゼルスで開催された『WORLD OF DANCE』での入賞経験を持つ。SKY-HIやゆず、SEKAI NO OWARI、Flow Backの振り付け、ライブの演出を行うなど、ダンサーの枠を超えて活躍している。

繊細で人間味のあるSKY-HI流コミュニケーション術

SKY-HIさんはどんな方ですか?
一見するとあまり気を配っていない感じがするんですけど、スタッフさんやダンサー、マネージャーさんに対しても気を配っている。楽曲やライブとか、日高くん(SKY-HI、右)が表現するものにも表れていると思うんですけど、すごく繊細な人だし、熱心な人だと思います。
SKY-HIさんのステージングや普段の生活から学んだことはありますか?
コミュニケーションの取り方ですね。僕は演出をやることもあるんですけど、アーティストさんやスタッフさんとのコミュニケーションも演出の役目だと思っているので、勉強になります。

日高くんは、知識をしっかり持っていてダイレクトに伝えることができるので、やり取りがスムーズなんですよね。伝え方は十人十色だと思うんですけど、日高くんは常に人間味のあるチーム作りをしているな、と。僕も、違うアーティストの現場でも日高くんを意識して、コミュニケーションを取るようにしよう、と心がけています。
BFQのメンバーと日高さんがお話しているのを見ていて同じ印象を受けました! 思い入れのあるSKY-HIさんの楽曲は何ですか?
初めてBFQの4人で振り付けをした『スマイルドロップ』ですね。それまで4人で作ったことがなかったんですけど、「やってみたらどう?」って日高くんが言ってくれて実現しました。アルバム『OLIVE』に入っている『リインカーネーション』は、癒やされたいときに聴く曲です。
BFQは、どんなチームでしょうか?
本当に男子校のノリに近いかな。そうじゃないと楽しくないっていうことを全員が感じていると思います。だから変に“仕事”モードにならないで、普段のふざけている感じの延長線上でクリエイティブなことができる。

あとはメンバーそれぞれ得意なジャンルがあるので、お互いに尊重し合って自由に活動できていますね。それでいて、BFQで集まったときは日高くんと5人で、しっかりとスイッチを切り替えてやる。僕たちを結びつけてくれた日高くんに感謝しています。
▲左から、Kensuke、Money、JUN、TAK-YARD。
BFQのチーム内での立ち位置を教えてください。
【TAK-YARD】
みんなを後ろから見ながら、たまに横からチャチャを入れる役(笑)。
【JUN】
日高くんに対して、先輩みたいな感じで接していますね!
【Money】
一番年下っていうのもあるけど、末っ子気質で、日高くんと仲良しです。

ダンサーとしてのキャリアを生かしながら、裏方の仕事をする

アルバム『JAPRISON』について、日高さんは“監獄”という言葉で内面の葛藤などを表現しましたが、Kensukeさんが自分の中で打ち破っていきたいと思っているものはありますか?
ダンスだけじゃなくて裏方の仕事も多くやっているので、自分が表舞台に出るのはSKY-HIのときだけなんです。あとはイベントのショーケースに出るくらいで、アーティストの後ろで踊ることはほとんどない。

演出や振り付けなどをそれぞれ切り替えてやっているんですけど、いつかちゃんとひとつに気持ち良くまとまればいいな、と常に思っています。でも、表に出続けているとアーティストに寄り添う時間が少なくなってしまうので、それは絶対に良くないから、裏方に専念しなきゃいけないかな…とも思っていて。彼らの活動をしっかりと支えるにはどうしたらいいのかな、といったことを常に考えています。
表舞台に出ているときの顔と裏方としての自分の顔を、スイッチングせずにできるようにする、ということですか?
そうですね。たとえばMIKIKO先生(※1)は、いちアーティストとしてディレクションされていますよね。(仲宗根)梨乃さん(※2)も、裏方の仕事をこなしながら、ダンサーとしてクリエイティブなことを提案している。

そうやってダンスの延長線上で活躍できたら、ノンストレスだなと思ったんです。ダンサーを引退して裏方に専念するとなると、どうしてもキャリアをバサっと区切っちゃうような印象を受けるんですよね。切り替えることは必要だと思うんですけど、せっかく今までダンサーでやってきたんだから、今はやめる必要もないのかな、と。ちゃんと僕も、ダンサーとしてのキャリアを生かして両立していきたいと思っています。
※1 PerfumeやBABYMETAL、星野源などの振り付けを手がけている演出家。メディアアートのシーンでも国内外で評価が高い。ダンスカンパニーELEVENPLAY主宰。

※2 アメリカ・ロサンゼルスを拠点に全米やアジアで活躍するダンス・エンターテイナー。ブリトニー・スピアーズやSHINee、少女時代などの振り付けを手がけている。
並行して活動することは、なかなか難しいですよね。今、個人の活動はどういったバランスでされていますか?
照明の演出を考えたり、ステージセットを自分で書き起こししたり、振り付けや動きを付けるなど、ライブに携わるステージ系の演出が仕事の7割くらいを占めています。残りの3割にダンサーとしての要素があって。SKY-HIのツアーや、生徒たちと向き合える時間があればレッスンもやっています。あとは先日、同じダンススクールに通っていたDa-iCEの(和田)颯と作品を作りました!
ダンスを始めたときから、演出に関わるような仕事をしたいと考えていましたか?
高校卒業後にアメリカ・ニューヨークに1年間留学して、Ai Shimatsuちゃん(※1)やMaho Udoくん(※2)、Maria Wadaちゃん(※3)たちと一緒に過ごしていました。今、彼らは海外アーティストのダンサーとしてスゴい活躍をしているんですけど、当時からゴールが明確だったんです。アメリカで活躍するにはどうしたらいいのか、というマインドでずっと動いていて。

僕は出身地の群馬県からパッと何の知識もない状態でパッと行ったので、彼らと会話をしているうちに「ああ、僕はこの世界じゃないんだろうな」って漠然と思ったんです。
※ 1 アジア人初のビヨンセのバックアップダンサーとしても知られ、アメリカの数々の音楽番組に出演。三浦大知の楽曲『Right Now』のMVでは本人とペアダンスを披露した。

※ 2 ロサンゼルスを拠点に世界で活躍。テイラー・スウィフトのワールドツアーに参加する他、マドンナやクリス・ブラウンなどのバックアップダンサーも務めた。

※3 ロサンゼルス在住のダンサー・振付師。ビヨンセやブリトニー・スピアーズなど、数多くの世界的アーティストのバックアップダンサーとして活躍する。
「この世界」というのは、海外のダンスシーンで、ということですか?
そうです。もちろん、ダンサーとして活躍することはイメージしていたんですけど、ここ(アメリカ)ではないな、と肌で感じました。だから日本でダンスをやるんだろうなって。でも、“ダンサー”はゴールではなくて、通過点、チェックポイントのひとつであって、何かもう1個あるだろうとも思っていたんです。
その“もう1個”というのは?
当時、先生のカッコいい振り付けにすごく魅力を感じて、「どうやって作っているんだろうな」って、そのHOW TOが気になったんです。自分がなりたいのは演出家や振付師といった、ライブをクリエイトする人間なのかな、と若いなりに考えた結果、そう思いました。

でも、いきなりはなれないから、まずはダンサーとしてちゃんと活躍できるようになろうと決めたんです。それからはダンスバトルに出たり、いろいろなオーディションを受けてみたり…。

『Legend Tokyo』や『WORLD OF DANCE』など、コンテストにも挑戦しました。その作品を、ジャニーズのアイドルグループの演出をされている方が見てくださって、アシスタントとして声を掛けていただきました。そういう経験をさせていただいた後に今の会社に入って、自分が責任を持ってステージを作る仕事ができています。
自分が描いたビジョンに向かって、着実にまい進されてきたんですね!
漠然となんですけどね! 2、3年前から、日高くんが「やっていいよ」って言ってくれて、SKY-HIのライブも一緒に作らせてもらっています。

ゼロからイチを作ることのできるダンサー

これまで一緒にお仕事をされた中で、印象に残っているアーティストはいますか?
ゆずの北川(悠仁)さんは、すごく頭がキレる人だな、と思いました。自分が100%の状態でアイデアを提示したつもりでも、絶対どこかに抜けているところや甘いところがあるんですよ。もの作りに正解はないので、それが良いときもありますけどね。それを北川さんは、パッと見たときにすぐ「ここはどうなってる?」「ここって、そもそもこれで大丈夫だっけ?」って指摘をしてくれる。日高くんもそうなんですが、第一線でずっと活躍しているアーティストさんは、やっぱりそういった感覚が鋭いですね。
エンターテインメントにおけるいろいろな視点が、自分の中に共存しているんですね。
本当に、目が50個くらいあるんじゃないかなってくらい、スゴい方だなと思いました!

ゆずさんといえば、『YUZU 20th Anniversary DOME TOUR 2017 ゆずイロハ』で振り付けを担当したときに、各地でダンサー200人を集めて『タッタ』と『夏色』を踊るという演出も経験させてもらいました。自分の生徒たちに声を掛けて協力してもらったり、専門学校に協力してもらったりして集めることができたんですけど、そのときに「ああ、ダンスをやっていて良かったな」と思いましたね。自分の生徒たちをドームのステージに立たせるって、なかなかできない経験だと思うんですよ。
それはスゴい経験ですね! 今後も、Kensukeさんの作るエンターテイメントの世界が楽しみです! 現在、多岐にわたる活動をされていますが、展望はありますか?
どうやったらダンスシーンがもっと盛り上がるのか、ダンサーがダンスだけで食べられるようになるには何をすればいいのか。これはどうにかしたいな、と思っています。音楽があってのダンスなので、結局ダンスは“二次産業”なんですよね。そうではなく、ゼロからイチにできるダンサーが出てこられるように手助けしたいですね。

それにプラスして、もっと大きいステージも自分で作りたいと純粋に思っているし、やりたいことはいろいろとあります。基本的には、華やかなエンターテインメントの世界が好きなので、僕もそこで活躍できるように蓄えていきたいです。

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サイン入りポラ

今回インタビューをさせていただいた、Kensukeさんが所属するBLUE FLAP QUARTETとSKY-HIさんのサイン入りポラを抽選で1名様にプレゼント。ご希望の方は、下記の項目をご確認いただいたうえ、奮ってご応募ください。

応募方法
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受付期間
2019年5月3日(金)18:00〜5月9日(木)18:00
当選者確定フロー
  • 当選者発表日/5月10日(金)
  • 当選者発表方法/応募受付終了後、厳正なる抽選を行い、個人情報の安全な受け渡しのため、運営スタッフから個別にご連絡をさせていただく形で発表とさせていただきます。
  • 当選者発表後の流れ/当選者様にはライブドアニュース運営スタッフから5月10日(金)中に、ダイレクトメッセージでご連絡させていただき5月13日(月)までに当選者様からのお返事が確認できない場合は、当選の権利を無効とさせていただきます。
キャンペーン規約
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