改元を前にして、岐阜県関市の平成(へなり)地区にある道の駅平成で2019年4月に取れた空気を缶詰にした『平成の缶詰』が発売され、NHKでも報道されて話題になっています。

この『平成の缶詰』は、大阪の企画会社ヘソプロダクションの企画。昭和から平成への改元時に造成された元号橋で空気を採取し、中に平成の五円玉を入れてあります。お値段は1080円(税込)。道の駅平成のほか、2019年4月27日より特設ECサイトで購入可能です。

「発想は面白い」「ネタで買う人がいるのでは」という反応が上がっていた一方で、「自分で作れるのでは?」という声も見られた「平成の空気」ですが、既にフリマサービス『メルカリ』で出品する人が複数現れています。中には20万円や100万円という強気な設定をしている猛者も。『Twitter』でも自作する人がチラホラ登場しています。

実益があるわけでなく、開けてしまっては意味がない空気の缶詰。観光地で見かけて思い出目的で購入するといったものではありますが、平成という元号に思い入れがある人は買ったり作ってみたりすればよいのではないでしょうか。

「平成の空気」詰め込んだ缶詰 平成地区で販売 岐阜(NHKニュース)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190422/k10011892121000.html [リンク]

―― 面白い未来、探求メディア 『ガジェット通信(GetNews)』