フランス・パリのノートルダム大聖堂の周囲に組まれた足場(2019年4月17日撮影、資料写真)。(c)Thomas SAMSON / AFP

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【AFP=時事】(更新)大火災に見舞われたフランス・パリのノートルダム大聖堂(Notre Dame Cathedral)で、火災発生前から行われていた建物の改修に当たっていた作業員らが、同大聖堂での禁煙規則を厳守していなかったと、請負業者が24日、認めた。ただ火災との関連性は否定している。

 足場施工会社「ル・ブラ・フレール(Le Bras Freres)」の広報担当者はAFPに対し、「禁煙規則を時に守っていなかった従業員らがいたことを遺憾に思う」と述べた一方で、「たばこの吸い殻1本が、ノートルダム大聖堂の火災原因には決してなり得ない」と強調した。

 同広報担当者は、風刺週刊紙カナール・アンシェネ(Le Canard Enchaine)が先に報じていたように、一部の作業員らが「時折喫煙していたと警察に認めた」と明かした。

 現地では、足場の内部に設置されている仮設エレベーターの1基の電気回線がショートしたことが出火原因となった可能性があるとの報道もある。

 これについて同担当者は、エレベーターのモーターに「問題はなかった」と述べるとともに、「尖塔(せんとう)からは遠く離れており、さらに出火場所は建物の内部だったことが分かっている」と説明した。

 捜査当局は大聖堂の現場作業員や目撃者らに事情聴取を行い、出火原因の特定を進めている。

【翻訳編集】AFPBB News