4月15〜19日の間、カナダのバンクーバーで開催された『TED 2019』に、ゲストスピーカーとして登壇した『Twitter』創業者のジャック・ドーシー氏。「最初からやり直せるなら、フォローやいいねを強調したり、そもそもいいねボタンをつけたりすることはしない。健康的な会話を生まないから」と後悔していることを明らかにしました。

How Twitter needs to change
https://www.ted.com/talks/jack_dorsey_how_twitter_needs_to_change?utm_campaign=tedspread&utm_medium=referral&utm_source=tedcomshare

冒頭で「今心配していることは何ですか?」と聞かれたドーシー氏。「会話の健全性です。私たちの目的は公共の場における会話に貢献することでしたが、虐待、ハラスメント、情報操作、誤報など、(会話の健全性が)何度も攻撃されてきたのを目撃しています。こうしたことは13年前に会社を設立した際には予測していなかったことです」と返答します。会話の健全性を維持するために、こうした問題に対処する能力を一番心配しているとも話しています。昨年から始まったアカウント凍結もこうした問題に対応するための施策なのでしょう。

自分たちが思い描いていた理想とは異なる現実が待ち構えていたというのはよくあることです。ただ、『Twitter』には上場企業という一面もあれば、世界中で億単位の利用者がいるサービスという一面もあります。収益性と社会性や公共性を両立するための責任が『Twitter』にはあるので、収益性を維持しながら会話の健全性を高める企業努力が求められています。

現時点でも、虐待、ハラスメント、情報操作、誤報などを防ぐために、人間によるレビューに加え、ディープラーニングや機械学習も取り入れ、継続的なリサーチも行うなど、積極的に対応しているとのことです。今後も、13年前に思い描いていた理想に近づくための変化が『Twitter』では起こっていくのでしょう。場合によっては、本当にいいねボタンもなくなっちゃうかも!?

※画像とソース:
https://www.ted.com/talks/jack_dorsey_how_twitter_needs_to_change

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