CMにひっぱりだこの高畑充希

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 サイゼリヤ、吉野家、そして鳥貴族。外食産業は軒並み苦戦を強いられているが、ケンタッキーフライドチキン(KFC)は好調を維持している。その理由は企業努力ばかりでなく、女優の高畑充希(27)によるところが大きいという。

 日経MJの調査では、外食産業35社のうち20社が2月の売上高が前年同月を下回った。外食産業担当のアナリストによれば、

「外食産業の多くが前年同月比で売上高ばかりか、客数や客単価でマイナスです。一方KFCは客単価こそ前年同月割れだが、それ以外はすべてプラス。一時は減収減益で苦しんでいたが、復活の兆しが見え始めています」

 復調の理由をKFC広報室に聞くと、

「新商品『辛口ハニーチキン』の発売や、平日の500円ランチメニューが業績に結び付きました。数字では表せませんが、高畑さんのCMも後押しをしていると実感しています」

CMにひっぱりだこの高畑充希

 KFCはこれまでほとんど有名人をCMに起用してこなかったが、昨年6月の高畑起用後から業績が回復基調に転じた。

 その効果は親会社の日本KFCホールディングスも認め、昨年11月7日に発表した第2四半期決算短信で〈CMには高畑充希さんを新たに起用、キャッチコピーを「今日、ケンタッキーにしない?」に変更し、気軽にKFCをご利用いただける機会を訴求いたしました〉と記したほどだ。

「KFCの分析以上に“訴求”効果があったはずです」

 こう解説するのは、広告代理店の関係者だ。

「演技派と呼ばれる高畑ですが、初めて主演を務めたNHK朝の連続ドラマ『とと姉ちゃん』で家族を大切にするイメージが強い。一方、フライドチキンは家族のお祝いなどで食べる機会が多く、あのCMを観て久しぶりにKFCへ足を運んだファミリーも少なくなかったでしょう」

 高畑、サマサマである。

「週刊新潮」2019年4月18日号 掲載