神田明神に新しくできた文化交流館「EDOCCO」内にある神田明神ホールとその周辺エリアで、「鈴木敏夫ジブリ展」が開催されます。2019年4月20日〜5月12日まで、23日間の予定です。

そして4月19日に行われたプレス内覧会で、編集部がひと足お先に見学してきました!

ジブリワールドを体感

鈴木敏夫ジブリ展」は、スタジオジブリのプロデューサー、鈴木敏夫さんの「言葉」に焦点を当てた展覧会です。おととしに広島の筆の里工房、昨年に名古屋の松坂屋美術館と金沢の金沢21世紀美術館で開催された「スタジオジブリ 鈴木敏夫 言葉の魔法展」をさらにバージョンアップさせた内容です。

いざ、ジブリワールドへ......

雰囲気たっぷりの赤いトンネルを抜けると、さっそくジブリの名言たちが出迎えてくれました。

このセリフは...!

力強さを感じる書のひとつひとつは、すべて鈴木さんの手によって書かれています

さらに進むと、全6章で構成されている展示のうち、第1章「少年期〜青年期 鈴木敏夫になるまで」が始まります。鈴木さんの貴重な子ども部屋を再現したものだそう。

鈴木さんの想像力が育まれた子ども部屋

展示はそれぞれ、

第1章 少年期〜青年期 鈴木敏夫になるまで
第2章 鈴木敏夫の愛した昭和の映画
第3章 徳間書店時代
第4章 ジブリにまつわるエトセトラ
第5章 自分のためでなく他人のために
第6章 言葉の魔法

という構成です。その他、「名台詞の間」や「湯婆場と銭婆の『開運・恋愛』おみくじ」など楽しい展示が盛りだくさんでした。

記者が特に気に入ったのは第5章です。ジブリ作品のポスターが壁一面に展示されていて、豪華すぎる空間でした。

有名な作品たちのポスターが一度に見られます

コミカルでかわいいトトロたちのイラストも

スタッフさんのTシャツも素敵なデザインです

そして第6章のコーナーでは「湯婆場と銭婆の『開運・恋愛』おみくじ」も体験しました。せっかくなので恋愛運を占ってみることに。

肝心の結果は...

恐ろしい顔の湯婆婆。実はこれ、恋愛おみくじなんです

口からおみくじを引いて...

肝心の結果は、

末吉でした。コメントしようのないなんとも微妙な結果です。ちなみに、この日トークショーに出演していた鈴木さんと夏木マリさんもおみくじに挑戦していました。銭婆の開運おみくじを引いた夏木さんは大吉、湯婆婆の恋愛おみくじを引いた鈴木さんは中吉だったようです。

そしてこのおみくじの最大の見どころは、真ん中に堂々と書かれた鈴木さんの名言。記者が引いたものに書かれていたのは「好きになったら負けている」......深いです。

鈴木敏夫ジブリ展」は、他にも1階のカフェで会場限定のコラボメニューが食べられたりと、見どころが盛りだくさん。以下がメニューの一部です。

白(ハク)米のおにぎり 864円 ※お茶付き

となりのカキ氷 648円

まっくろなくろ胡麻おはぎのお茶セット 864円

ジブリファンなら大満足間違いなしの「鈴木敏夫ジブリ展」。GWにぜひ足を運んでみて。

開催期間は、4月20日〜5月12日(会期中無休)の10時〜18時まで(最終入場は17時30分)。

チケットの価格は、

特典付き前売り券......大人1300円 ※湯婆婆オリジナルメモ帳が付いています。
前売り券(特典なし)......大人1200円 中高生800円 小学生600円
当日券......大人1300円 中高生800円 小学生600円

詳細は公式サイトへ。