欧州でプレミア勢が強すぎる 4クラブの準決勝進出は何年ぶり?
プレミアリーグのクラブが欧州の舞台で奮闘中だ。現地時間18日に行われたヨーロッパリーグ準決勝の試合でアーセナルはナポリを、チェルシーはスラヴィア・プラハを退けベスト4へと駒を進めた。チャンピオンズリーグではリヴァプールとトッテナムがそれぞれベスト4進出を決めており、両大会でここまで勝ち上がっている8チームのうち半分がプレミア勢という結果になっている。
英『Daily Mirror』は、イギリスに本拠地を構える4チームが同時にUEFA主催大会の準決勝に進出したのは1983-84シーズン以来で、実に35年ぶりの快挙になったと伝えている。当時、UEFAチャンピオンズカップではリヴァプールとダンディー・ユナイテッド、UEFAカップではトッテナムとノッティンガム・フォレストがベスト4に名を連ねたという。
惜しくも敗退となったが、マンチェスター・ユナイテッドやマンチェスター・シティもCLでベスト8にまでは残っていた。2014-15シーズンのCLでは、プレミア勢が準々決勝まで1チームも残らないという悲劇に見舞われただけに、今回の快挙で見事に復権をアピールした格好だ。準決勝ではそれぞれ別国チームとの対戦になるため、決勝での同国対決も十分に可能性がある。はたして、両大会でプレミアのチームが優勝することはあるのだろうか。