専業主婦という考え方は中国では一般的ではなく、「女性だから」というしきたりもあまり見られない。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 日本と中国を比較すると、中国の方がより男女平等が進んでいると言えるだろう。中国では男女共働きが一般的で、女性の社会進出はごく当たり前のことであり、男性と同じように表舞台に立つ姿が見られる。

 専業主婦という考え方も中国では一般的ではなく、「女性だから」というしきたりもあまり見られない。それゆえ中国人からすると、日本で見られる「女人禁制」という風習に驚きを禁じ得ないようだ。中国メディアの快資迅は11日、「日本に今も残る女人禁制のしきたり」について紹介し、中国人の考え方とは大きく異なると指摘する記事を掲載した。

 記事は、中国もかつては男尊女卑の考え方が強かったとしながらも、「経済成長は中国人の生活環境を向上させると同時に、女性に対する見方も大きく変化させた」と主張。しかし、日本は中国よりも先に経済成長を遂げたにも関わらず、依然として女性の社会進出が遅れているのはなぜかと疑問を投げかけた。

 そして、日本で現在も女人禁制のしきたりが残る分野や場所をいくつか挙げた。たとえば、世界遺産に登録された「奈良の大峯山は、国籍を問わず女性の入山が禁じられており、それは山で修行をする僧侶が厳しい修行に専念するため」と説明。他にも、日本の国技とされる相撲は神事と深く関係しているので、「土俵は神聖な場として女性が近づくことが出来ない場所とされている」とした。

 こうした宗教的なしきたりは海外の修道院などでも見られるが、中国人がもっとも不思議なのは、「女性の寿司職人がいない」ことだとし、更にその理由が「女性が寿司を握ると味が劣る」とされるのは、非常に奇妙な風習だと主張した。寿司は手で直接握るものであるため、「体温の高さ」や「体温の変化」が女性職人の誕生を阻んできたという説もあるようだが現在は女性の寿司職人が寿司を握る店がミシュランガイドにも掲載されている。

 中国では男女を問わず職に就き、女性は結婚や出産をしてもフルタイムで仕事を続けるのが一般的となっている。性別を問わず、能力で評価する中国社会から見ると、日本では女性というだけで職場での立場も弱く感じられると伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)