火災が発生した仏パリのノートルダム大聖堂から崩落する尖塔(2019年4月15日撮影、資料写真)。(c)Geoffroy VAN DER HASSELT / AFP

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【AFP=時事】壊滅的な火災に見舞われたフランス首都パリのノートルダム大聖堂(Notre Dame Cathedral)で、炎上し崩落した尖塔(せんとう)の先端に取り付けられていた銅製の風見鶏が、がれきの中から「傷んだ」状態で発見された。文化省が発表した。

 この風見鶏は、イエス・キリスト(Jesus Christ)が十字架にかけられた際にかぶせられたと信じられている「いばらの冠(Holy Crown of Thorns)」の一部など聖遺物3点が収められていることから極めて重要視され、パリ市民を守るという意味で尖塔に設置されていた。

 文化省報道官によると、非公式ながらフランスの象徴の一つとみなされるおんどりをかたどったこの像は16日、復旧作業員ががれきの中から回収したという。

 同報道官はこの風見鶏が宗教関係者らに引き渡されたと述べたが、それ以上の詳細については明らかにしていない。

 また、別の文化省関係者はパリジャン(Le Parisien)紙に対し、像は「傷んではいるが修復可能なようだ」という見方を示している。ただ損傷のせいで、聖遺物が現在も中にあるかどうか、確認には至っていないとしている。

【翻訳編集】AFPBB News