初戦で敗退した錦織(ロイター)

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【モナコ・モンテカルロ17日発】テニスのモンテカルロ・マスターズ男子シングルス2回戦で、世界ランキング6位の錦織圭(29=日清食品)が同49位のピエールユーグ・エルベール(28=フランス)と対戦。序盤から格下相手に苦戦し、5―7、4―6のストレートで敗れた。

 第5シードで登場した錦織にとってクレーコートは今季初戦。かねて「クレーは楽しくて好きなサーフェス」と語っており、昨年準優勝もしている相性抜群の大会だったが、結果は正反対となった。

 第1セットは第5ゲームで初めてブレークのチャンスを迎えたが、決定打を出せずデュースに持ち込まれて好機を逸した。その後も両者は互いにブレークを許さず一進一退の攻防が続き、5―6で迎えた第12ゲームで相手に初ブレークを許して第1セットを落とした。

 第2セットもファーストゲームでいきなりブレークのチャンスを得たが、ここも追いつかれてブレークできず。この日は決め手のエア・ケイを返され、逆にダウンザラインを決められ、ネットプレーを仕掛けられるなど自身の持ち味を出せず、完全に相手にお株を奪われてしまった。

 結局、ブレークチャンスだった第9ゲームを落とし、4―5と窮地に立たされた第10ゲームで逆にブレークされて万事休す。

 粘り強い自身のプレースタイルを存分に発揮できる“赤土シーズン”が到来したが、今後を占う意味で大きな課題を残した一戦となった。