インフルエンサーマーケティングの支援をするBitStarは、正社員雇用による「社員YouTuber制度」を始めた。採用者は社員として給与をもらいながら、YouTuberとして活動する。

今回募集するのは、同社が他企業と共同で運営しているYouTubeチャンネルでMC兼クリエイターを務めるものと、社員YouTuberとして活動するものの2種類。MC兼クリエイターは、今既にあるチャンネルのいずれかで活動することになる。社員YouTuberは、これまでYouTuberとしての経験がなくても応募が可能。動画の内容やテイストは面接時に話し合われるという。

応募の必須条件は「顔出し出演が可能な人」「渋谷のオフィスで働ける人」


同社の渡邉拓代表は制度を作るにあたって、「YouTuberという職業がスタンダードになるように」という思いを込めたという。

「親御さんにYouTuberという存在を認めて貰えないクリエイターさんも多かったり、そもそも両親にはまだYouTuberということを伝えていないというクリエイターさんもいらっしゃったりします。まだYouTuberという職業が一般的に認められていないと感じたのと同時にYouTuberが最大限に活躍できる環境を提供したいと考え、この制度を作りました」

金額は明かされていないものの、基本給に加え、チャンネル登録者数に応じた手当ても支給される予定だ。撮影では、同社の機材や設備を使うことが出来る。

応募にあたっては、「YouTube、SNS等へ顔出し出演が可能な人」と「東京の渋谷オフィスで働くことの出来る人」の2つの条件が必須になる。このほか、「エンターテイメントやYouTubeチャンネルに興味のある人」「どんなことでも全力で楽しめる人」「動画撮影もしくは編集経験のある人」を歓迎するとしている。

同社はリリースで、「BitStarが有する機材や設備、テクノロジー、ノウハウやネットワークを活用してチャンネルや個人の成長に役立てて頂きたい」と述べている。