「キングダム」の世界がここに
 - (C) 原泰久/集英社 (C) 2019映画「キングダム」製作委員会

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 原泰久の人気漫画を実写化する映画『キングダム』(4月19日公開)。実写化不可能とも言われた壮大なスケールの世界観を映像で表現するために、物語の舞台でもある中国で大規模な撮影が行われた。

 映画『キングダム』の撮影地として選ばれたのは、中国浙江省に位置する、およそ73ヘクタールの面積を占める象山影視城。戦国時代の華麗な将帥府と荒れた貧民窟がリアルに再現されており、中国でも屈指の映画村として知られる。ロケハンの末、春秋戦国時代の宮殿が再現されていることが決め手となって、この地で撮影が敢行されることに。

 本作は、2018年4月に象山影視城からバスで30分ほどの場所にある象山平原でクランクイン。現場には100頭もの騎馬が並び立ち、さすが中国というべき大規模なロケ撮影が行われた。中国でのロケ後半には、象山影視城のオープンセットで、クライマックスの咸陽宮での戦いのシーンを撮影。4日間にわたってスタッフ700人、兵士役のエキストラ1万人が参加するというものになった。

 この象山影視城は、名匠チェン・カイコー監督の感動の歴史ロマン『運命の子』(2010)などの撮影も行われた場所でもあり、日本映画としては規格外ともいえるスケールの物語世界を『キングダム』では感じることができそう。なお、20日間にもわたる中国ロケの後、日本国内でも全国各地(静岡・千葉・熊本・宮崎・栃木など)でロケが行われた。

 原作漫画の5巻「王都奪還編」までをもとに物語が展開する映画『キングダム』。主人公で戦災孤児の少年・信と漂のエピソードから始まり、やがて信が漂と瓜二つの王・エイ政とともに、王の弟・成キョウのクーデターによって追われた王宮を奪還するために戦うことになる。

 監督を務めたのは『GANTZ』『図書館戦争』シリーズなどの佐藤信介。キャストには山崎賢人(信)、吉沢亮(漂/エイ政)、長澤まさみ(楊端和)、橋本環奈(河了貂)、本郷奏多(成キョウ)、大沢たかお(王騎)など、そうそうたる顔ぶれが揃う。(編集部・大内啓輔)