目で舌で、思う存分京都を満喫

お昼の月替わりコース 3850円(税込)

京都らしいランチを楽しめるお店としておすすめの「京都一の傳 本店」。京都伝統の西京漬は、いま流行りの発酵食品の先駆けでもあります。2階の食事処はランチのみの営業で、16時までゆったりと食事を楽しむことができます。

「京都一の傳 本店」の西京漬(こちらでは「蔵みそ漬」とよんでいます)は、老舗味噌蔵から特別に取り寄せた西京味噌(白味噌)に、京都の蔵元が造る純米酒、2年熟成の醤油などで二昼夜以上漬け込む、本当に贅沢な逸品です。

「一の傳」の「一」の字をかたどった皿にのっているのは、ウニの茶碗蒸しや蛍烏賊の沖漬け、花わさびのおひたしなど、旬を味わえる贅沢素材ばかり。小さなひと皿にも料理人の創意工夫が感じられます。

お米は、京丹波のA5ランク。土釜で炊かれたごはんは、しなやかな粘りとやさしい甘みが広がります。看板メニュー「銀だらの蔵みそ焼」との相性も抜群!

京都の地酒11種飲み比べや食後のお抹茶も

2019年2月からは、京都の11 の酒蔵の日本酒を、コース料理11品に合わせた「11種の日本酒ペアリングセット」が登場。お猪口には20mlほどのお酒が入っており、11種類を味わえて980円(税込)。

写真は、お酒と料理をペアリングしたイメージ

ペアリングセットを注文すると、たとえば「銀だらの蔵みそ焼」には、「斎藤酒造」の「古都千年」、「しらすオリーブオイル」には「佐々木酒造」の「聚楽第」が合いますよ、とわかりやすく示されたメニューが付いてきます。料理長の提案とあって、なるほど納得の取り合わせ。

こちらの「お抹茶」は、コース料理にプラス300円でセットにすることができます。

取材日のコースデザートはマンゴーのプリンでしたが、和菓子のような濃密さでお抹茶にもぴったり。

和洋のアンティークと京町家が融合したお部屋

「京都一の傳 本店」の2階の個室は、1室ずつ雰囲気が異なり、こちらには、オーナーが蒐集されたイギリス製アンティークの椅子とテーブルが備えられています。

京町家の特徴のひとつ「下地窓」にステンドグラスをはめ込んだモダンな意匠を施したお部屋も。

雪見障子を逆さまにしたような間仕切りで、隣室との境をゆるやかに区切っています。掘りごたつ式の席もあれば、畳にじゅうたんを敷いた椅子席の部屋もあります。


季節のお花で、目を和ませてくれる心づかいも嬉しいですね。

こちらの丸テーブルと椅子もイギリスのアンティーク。写真では見えませんが、くるみの木のショーケースにも骨董の器が飾られていて、ここにいるだけで贅沢な気持ちにさせてくれます。

西京漬をおみやげに。朝には完売の「切り落とし」も!

1階には、お持ち帰り用の西京漬が、銀だらのほか、鮭、金目鯛、さば…といくつも並びます。

入口の小さな「今日の切り落としは終了しました」の看板が気になって尋ねてみると、通常サイズの半分くらいのものが7切入り1620円(税込)で手に入るお得な商品!毎日必ず提供されるわけでもなく、あるときも開店前に行列ができて、すぐに売り切れてしまうそう。

人気3種お気軽セット1960円(会員登録すると1764円)※いずれも税込

インターネットなどでの販売もなく、本店でしか買えないのが「人気3種お気軽セット」。贈答には、箱入りの詰め合わせがおすすめです。

虫籠窓(むしこまど)や格子戸など、すべてを黒塗りにした立派な店構えから、少し敷居の高いお店のように感じてしまいますが、実はかなりお値打ちにランチが食べられるお店。知っておいて損はありませんよ。

Photo:瀬田川勝弘
text:小西尋子

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