インドで撮影された牛(2017年12月7日撮影、資料写真)。(c)MONEY SHARMA / AFP

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【AFP=時事】インド東部ジャルカンド(Jharkhand)州で11日、牛の死骸の皮を剥いでいた男性たちが群衆に襲われ、1人が死亡、3人が負傷した。地元警察が13日、明らかにした。

 暴行は11日午後、キリスト教住民の男性たちが屋外で死んだ牛の皮を剥いでいた際に起こった。同州の警察幹部は「男たちは鉄棒などを持って武装し、牛の皮を剥ぐ男性たちを残忍に襲撃した」と述べた。負傷した3人は病院に搬送されたという。また同幹部は、群衆のうち2人が殺人容疑で逮捕され、5人が逃走中だと明かした。

 牛はヒンズー教徒たちから神聖な動物とみなされている。国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(Human Rights Watch)によると、2015年5月から昨年12月までの間に牛をめぐる事件で44人が、ヒンズー教徒の自警団らによって殺害されている。

 ナレンドラ・モディ(Narendra Modi)首相の対抗勢力は、モディ氏率いるヒンズー国家主義のインド人民党(BJP)が2014年に政権を握ってから、こうした自警団たちが目立つようになったと批判している。

【翻訳編集】AFPBB News