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やまびこドームの屋根の下―松本山雅FCの休息

やまびこドームの屋根の下―松本山雅FCの休息
「ニューイヤーフェスタ」でトップチーム選手と交流する下部組織の選手たち。9日に開かれた松本山雅FCの2006年の初蹴りとなる、「山雅ニューイヤーフェスタ」の様子。松本市のやまびこドームで。 (撮影:多岐 太宿)
【PJ 2006年01月14日】− 長野県松本市からJリーグ昇格を目指す、松本山雅FCの2006年の初蹴りとなる、「山雅ニューイヤーフェスタ」が1月9日、松本市のやまびこドームで開催され、選手・チーム関係者・下部組織選手・サポーターが一堂に会し、今年の躍進を誓った。今年は北信越リーグ1部からJFLへの昇格を目指す大事な年となる。「ニューイヤーフェスタ」はそんな2006年の初蹴りに相応しいイベントとなった。

 改めて書くまでも無いが、プロを目指すチームにとって、下部組織・サポーターほど大切なものはない。この日も元Jリーガーの三本菅崇選手など10人ほどのトップチームの選手が参加し、200人ほどの下部組織の選手たちとゲームを行うなどサービス精神を発揮していた。もちろんキッズ・ジュニア・U-15の選手たちにとってもトップチームの選手たちとのゲームは例え遊びの要素を多分に含んでいるにしろ素晴らしい機会であったことだろう。また「大人のためのサッカー教室」という企画も行われ、下部組織所属の選手たちのお母さん方も大勢参加し、熱い汗を流していた。

 お腹の空いた昼時には、やまびこドーム玄関前にてサポート団体「Team Vamos」による餅つきも行われ、辛島啓珠監督ら参加者がつきたての餅に舌鼓を打っていた。午後にはサポーターとトップチーム選手との15分の特別ゲームも行われ、記者も参加させていただいたが、シュート1本を放ったのみに終わり、何も出来なかった。普段は勇ましい事を書いたり言ったりしているが、この日は選手たちに頭を垂れるばかりだった。

 午前10時から午後4時まで行われた初蹴りもつつがなく終了し、参加者も満足の一日となった。それは最後の挨拶時に「今日楽しかった人は?」の問いにほぼ全員(下部組織選手たちだけでなく、その親御さんやサポーターも含めて)が即座に挙手したことからも伺える。この日のために奔走された、「アルウィン・スポーツプロジェクト」「Team Vamos」その他関係各位の皆様にはこの場でもう一度敬意を表したいと思う。

 リラックスムード漂う一日だったが、今月中旬からトップチームも始動する。地元スポーツ紙にはJ2上位チームからの選手移籍交渉が進んでいると報じられ、記者の耳にもその他の新選手獲得の話が飛び込んできている。先月開催されたセレクションからの獲得選手も既に絞りこまれつつあるようだ。昨年とは打って変わって選手層が厚くなることが予想され、ライバルチームとの戦いの前にチーム内の競争も激化している。昨年までのレギュラー選手ですら、その保証はない。

 ―新たなる戦いの火蓋は静かに切って落とされようとしている。【了】 
※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 多岐 太宿【 長野県 】
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