docomoの新料金プランは「ギガホ」と「ギガライト」へ!?商標出願

NTTドコモが「ギガホ」(商願「2019-42278」および「2019-42279」)および「ギガライト」(商願「2019-42280」および「2019-42281」)という商標を経済産業省 特許庁へ3月25日に出願したことが明らかになりました。

同社では2019年度第1四半期(4〜6月)に大胆な料金プランの見直しを行い、既存の料金から2〜4割程度値下げする新料金プランを導入すると案内していますが、これらのギガホやギガライトが新料金プランのプラン名になるのではないかと見られています。

新料金プランではスマートフォン(スマホ)などの端末代金と通話・通信の料金を分ける“分離プラン”となると言われており、合わせて分離されていない「月々サポート」や「docomo with」といった割引施策は新規受付を終了すると一部報道では伝えられています。

仮にギガホとギガライトが新料金プランの名称だとすれば、先行して分離プランを導入しているauの「auピタットプラン」および「auフラットプラン」やSoftBankの「ウルトラギガモンスター+」および「ミニモンスター」のような完全定額制と段階制定額制になると予想され、ロゴ画像でもそれを示唆するような赤いラインが入っています。

なお、新料金プランは4月にも発表されると言われており、恐らく従来通りであれば、4月26日に行われる「2018年度 決算説明会」に合わせて同日に発表されると推察され、サービス開始は「2019年夏モデル」の投入に合わせた5月中旬から6月上旬あたりになるのではないかと思われます。






NTTドコモでは昨年10月に「(現在の料金プランが)いろいろと継ぎ足してきたため、複雑になっている」とし、アンケートでも約半数が「わかりにくい」と感じていることを紹介し、2019年4〜6月によりわかりやすくした新料金プランを導入することを案内しています。

一方、総務省では端末代金と通話・通信料金を分ける“分離プラン”を推奨しており、すでにauやSoftBankでは分離プランを導入しているため、NTTドコモでも新料金プランでは分離プランになると言われています。これにより、分離プランに合わない月々サポートやdocomo withは新規受付が終了になる見込み。

また新料金プランでは同社代表取締役社長の吉澤和弘氏がインタビューで「値下げのメリットを感じられるかは利用者によって変わる。すべての人の通信料金を4割下げてしまうと経営が立ちゆかなくなる」と語っており、平均的に2〜4割値下げされるものの、ケースによっては値下げにならない場合も出てきそうです。

同社では新料金プランの導入によって1年で4,000億円規模のユーザー還元になるとしつつ、あくまで料金プランベースでの還元となると見られ、1つの製品を長く使う場合ならともかく、頻繁に機種変更をする場合には月々サポートなどを含めた端末代金を含めたトータルコストでは高くなる可能性もありそうです。



記事執筆:memn0ck


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