これがPixel Watchの姿? 円形文字盤イラストが特許から判明
米グーグルがスマートウォッチに関連する特許を取得していたことが、海外報道から判明しました。現時点では断定的な情報ではありませんが、これが同社のスマートウォッチ「Pixel Watch(仮称)」のヒントとなるかもしれません。

海外特許情報サイトのPatently Appleが公開した、米国特許商標庁(USPTO)によって認められた今回の特許。この特許はスマートウォッチのバックル(留め金)のメカニズムに関する内容が中心となっています。

例えば上のイラストでは、ウォッチバンドとバックルが同時に腕時計ケースから外れるアイディアが紹介されています。またその他にも、下イラストのようなクイック・リリース機構のアイディア、それにマグネット式のウォッチバンドのアイディアも存在します。

しかし、今回の特許で注目すべきは、グーグルが円形の文字盤を採用したスマートウォッチを検討していることでしょう。現在市場で大きなシェアを占めるアップルは長方形文字盤の「Apple Watch」を販売していますが、グーグルが開発する「Wear OS」を採用したスマートウォッチは、丸い文字盤を搭載したものが多いのも事実です。

グーグルは以前より独自スマートウォッチを投入することが予測されていましたが、2018年には当時の段階で製品を投入する計画がないことを明言。しかし2019年1月にFossilのスマートウォッチ部門を買収するなど、依然としてスマートウォッチ関連のニュースを賑わせています。さらに、Pixel Watchのコードネームが「メダカ/サーモン(medaka/salmon)」であるとの情報も登場しています。

今年5月には開発者向け会議「Google I/O 2019」が開発されますが、その場で新型スマートウォッチ「Pixel 3a/3a XL」やPixel Watchが発表されるのか、注目です。