同じ地区内で昨年10月に撮影されたサル。事故現場にいたとされるサルと同じかどうかはわからないという=青森県大鰐町提供

写真拡大

 10日午後4時5分ごろ、青森県大鰐町唐牛の町道で、男子小学生2人が、自営業男性(58)のワンボックス車にはねられる事故があった。

 県警によると、歩いていた児童(10)が頭などを打つ重傷を負い、自転車に乗っていた児童(9)も軽傷。「サルに追いかけられた」と話しているという。

 町によると、事故のあった地区を中心に、群れを離れたとみられるサルの目撃情報が数年前から相次いでいた。高齢者がかみつかれたり引っかかれたりする被害もあったため、町は注意喚起のちらしをまいたり、わなを仕掛けたりしてきたが、サルの捕獲には至っていない。

 町は今回の事故を受け、11日に「野生サル被害対策本部」を設置。県警や県と連携して、サルを捕獲するために本格的な協議に入った。また当面、地元小学校の下校時には町職員を動員し、児童を自宅玄関まで送り届けることを決めたという。