素材由来のミネラルやアミノ酸を含んだサントリー食品のスポーツ飲料『GREEN DA・KA・RA(グリーン ダ・カ・ラ)』ブランドですが、2013年に発売された『やさしい麦茶』の出荷数が2018年に2100万ケースを超え、2年間で倍増近い伸長を見せています。

特に夏場の水分補給に麦茶を常備しておくという家庭が多い中、『やさしい麦茶』から濃縮タイプが新たにラインナップ。2019年4月16日より日本全国のスーパー、ドラッグストアなどで発売となります。

サントリー食品によると、ペットボトル麦茶の市場は2014年から4年で約2倍の8000万ケース規模に成長し、2021年には1億ケースを超える見込み。一方で煮出し・水出しの麦茶と併用している家庭のケースが多く、ペットボトルの場合「保管スペースを取る」「持ち運びが面倒」といった問題があるといいます。

そのため、1年ほどで開発したのが『やさしい麦茶 濃縮タイプ』。これ1缶(180g)で2リットル分の麦茶を作ることができます。

使い方は水を入れた容器に缶を注ぐのみ。特に撹拌する必要はありません。水出し麦茶を作ろうとすると、2時間ほど待つ必要がありますが、『やさしい麦茶 濃縮タイプ』ならば「10秒でできる」(サントリー食品)ためにすぐ飲めるのが最大のポイント。濃さを好みで変えることができるのもうれしいのではないでしょうか。

また、180g缶なので保管スペースを取らずに済むというところもポイントです。メーカー希望小売価格は1缶で115円(税抜)。6缶パックが690円(税抜)。これまでに紅茶の濃縮タイプは市販されていましたが、麦茶では初のケースとなるだけに、時間と手間をかけたくないという人に浸透するか注目されます。

なお、『GREEN DA・KA・RA』のロゴが入ったサーバーと、『やさしい麦茶 濃縮タイプ』6缶パックのセットが通販サイトで発売の予定があるとのこと。エコが気になるという人はこちらもチェックしたいところです。

『GREEN DA・KA・RA』公式サイト(サントリー)
https://www.suntory.co.jp/softdrink/greendakara/index.html [リンク]

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