―いくつになっても、綺麗でいたい―

それは、女性の永遠のテーマである。

美容に効く商品は日々アップデートされ、美しさを保つには相応の投資が必要だ。“美”は、追求すればするほど際限がない。

では果たして、東京に住む女性たちは、どのくらいの額を美容に使っているのだろうか?

本連載では、“美”に貪欲な東京女子のリアルな「美容明細」に迫る。




File.2 :元国内線CAのナチュラル派美女


名前:吉田未貴さん
年齢:34歳
職業:秘書
趣味:バレエ・旅行
美容代:約6万7千円(※月額でかからないもの含む)


3つの愛用コスメ


楚々とした佇まいで、自然体な雰囲気が魅力的な吉田さん。

20代の頃は国内線のCAとして働いていたためしっかりメイクだったというが、今ではすっかりナチュラル系美女という印象。淡いピンクのチークとリップで、可愛らしい大人の色気を醸し出している。




今日使っているメイク用品も、いたってシンプル。

ファンデーションは保湿成分を豊富に含んだ、化粧水のようなテクスチャーのエレガンスの『モイスト シェイクアップ』。また肌馴染みのいいピンクが印象的なチークは、THREEの『エピック ミニ ダッシュ』。こちらはリップにも使えるためお気に入りの一品。



仕上げのパウダー(画像左)は「エクサージュホワイト ホワイトニング パウダー」。美白有効成分を配合のスキンケアパウダーで、値段は\5,400(税込)。


話しているうちにどんどん引き込まれるような、上品で物腰柔らかな雰囲気。その内から滲み出る美の秘訣は、「表面から取り入れるだけではない、体の内から施すケア」だという。

吉田さんは新卒でCAとして3年間働き、その後はホテルの装花などの業務に携わったあと、いまの会社に秘書として転職。

「CAを辞めた後少し体調を崩してしまって…。そんなときに出会ったのが、漢方でした」

不規則な労働環境の中で疲れが溜まっていたのか、女性特有の不調に悩まされていたという吉田さん。いろいろ試していく中で出会ったのが、漢方だった。


体調不良をきっかけに目覚めた漢方。その効果とは?


美肌ケアその1.漢方系のサプリメント2種類、合計7,000円ほど


「体調不良が続き、1番効果があったのが漢方でした。女性は血の巡りが滞るとよくないと言われていますが、私は漢方を飲み始めてから冷えがなくり、風邪もひかなくなりました」

体内の巡りが良くなり、精神的にも安定する人が多いという漢方。その良さに目覚めた吉田さんは、漢方の基礎理論を学び、症状に合わせた漢方養生ライフが実践できる『漢方養生指導士』の資格を取るために、現在スクールで勉強中。

「自分が実際に効果を実感できたこともあって、ゆくゆくは他の人にもアドバイスできたらいいなと思っています」

体調が安定したいまでは、病院で処方される漢方薬はいったん中断し、美容目的で漢方成分の入ったサプリメントを取り入れている。毎日飲んでいるのは、漢方の先生に勧められたハトムギ成分の入った『ヨクイニンタブレット』。



取材中、何度も話に出てきた『ヨクイニンタブレット』。この他にニキビやしみ対策のシリーズも出ている。


生薬ヨクイニン(ハトムギ)には肌の新陳代謝を促す効果があると言われており、「飲み続けていたら、肌荒れしなくなってきた」という。周りの友人たちにも勧めているとか。

またそのほかにも『プロティアドクターズ サプリ』というサプリを愛飲中。こちらはビタミン配合で、日々の栄養補給として飲んでいるそう。

『ヨクイニンタブレット』と『プロティアドクターズ サプリ』で、合計7千円ほど。無理なく続けられる、漢方を取り入れたインナーケアである。


美肌ケアその2:スキンケアは『アルビオン』で統一、約2万円


白い肌が特徴的な吉田さんの使っているスキンケアは、美白効果に定評がある『アルビオン』。




美容液は同ブランドの『エクラフチュール d』と、ミストタイプの薬用美容液である『ホワイトリフレッシュ セラムミスト』。また全身に使えるマルチオイルである『ハーバルオイルゴールド』を使用。

『アルビオン』。シリーズを使うと、朝起きたときに血色がよくなっていると感じるため、長年信頼して使っているブランドだと言う。さらに香りがよくリラックス効果があり、ラインが豊富なので肌のコンディションに合わせて変えられるところもお気に入りのポイント。

こちらは合計で約2万円ほど。

また普段から美白には特に気を付けており、紫外線が気になる時期はスキンケアを美白ラインに変えたり、サプリを美白効果のあるものにしているそう。

日焼け止めは、単体でTHREEの『バランシング UV プロテクター R』を使用中。こちらはサラリとしたテクスチャーだがSPF40あり、メイク崩れも防いでくれるという優れモノ。


ボディケアその1:元バレリーナが日常で実施している体型キープ法


170センチの長身で、スタイル抜群な吉田さん。しかし意外にも食べることが大好きで、好きなレストランを聞くと「たくさんあって…」と悩んだ表情を見せた。

「フレンチだったら表参道の『ラス』、あとイタリアンだったら連れて行ってもらった代官山の『ラ ファーメ』が素敵でした!ワイガヤ系だったら、中目黒の『串若丸』が好きです。焼き鳥のお店ですが、何を食べても美味しいんです。あと女子会だったら恵比寿の『コスメキッチン アダプテーション』かな?」

と、次々とお勧めのレストラン情報を教えてくれた。

元々は太らない体質だったというが、社会人になりさまざまなレストランに行く機会が増え、体型にも変化が出始めたそう。

しかし実は吉田さん、小学生から大学生まで15年ほどバレエを続けていたため、体型キープについてはプロ中のプロ。普段どのようなことに気をつけているのだろうか。


バレエ歴15年の彼女に教えてもらった、素人でもできる体型キープ法とは?


「バレエをやっているときは、イヤでも毎日鏡を見るので、体型の変化に敏感になるんです。現役時代は毎日ぴったりとしたレオタードを着ていたので、少しの差でもすぐ分かりました」

その習慣はいまでも続いるという。




「いまでも毎日鏡を見て、自分の体型ときちんと向き合うようにしています。あと日頃からサイズがピッタリ合った洋服を着るようにしているので、ウエストが少しでもきつくなるとすぐ気づきます」

日々忙しい生活を送っていると体型維持まで気が回らなくなり、思わず鏡から目を背けたくなることも多い。しかしそうした時こそ、目の前の自分から逃げないことが大切なようだ。

またそのほかにも、「姿勢がいいだけで筋肉がつく」ので、姿勢には気を付けていると教えてくれた。


ボディケアその2:カーディオーバー(バレエエクササイズ)で月に1万7千円


こちらも思わず背筋が伸びるほど、すっとした佇まいの吉田さん。

いまはクラシックバレエではなく、LA初、バレエの要素を取り入れたエクササイズのジム『カーディオバー』に通っているそう。

そのレッスンでは正しい姿勢を身につけながら体幹を鍛え、かつダンス感覚の有酸素エクササイズでダイエット効果も期待できるという。こちらは週に1~2回ほど通っており、月謝は1万7千円ほど。


美容情報源はユーチューバー?


そんな吉田さんの美容情報源はネットや雑誌のほかに、ユーチューバーの“ディーサン”だと言う。

「“ディーサン”は男性なのですが、美容に詳しくて…。美肌なので、サプリメントを選ぶときなど参考にしています」

“ディーサン”は、美容系ユーチューバーとして人気を博しているうちの一人。彼が試している美容法の効果を動画で見るとリアルで説得力があるため、ついマネしたくなるのだとか。




そして最後に、目指している女性像を聞いてみると、こう答えてくれた。

「目指す女性像…とは違うかもしれませんが、芯はあるけれど、一緒にいると気持ちが和らいでほっとできる女性でありたいです。人の助けになる仕事は続けていきたいので、いまの仕事をしながら、人の生活に寄り添えることができたらなと思っています」

CAやいまの秘書の仕事をしていることからも分かるように、人をサポートしたいという彼女ならではの答えが返ってきた。

取材中、常にこちらに気を遣いながら控えめに微笑む吉田さんの美の秘訣は、こうしたマインドにあるのかもしれない。

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<美容明細vol.2>

【肌ケア】
スキンケア 張汽廛螢瓮鵐函悒茱イニンタブレット』(4,000円)『プロティアドクターズ サプリ』(3,000円)
スキンケア◆張▲襯咼ン(約2万円)
➡計2万7,000円

【ボディケア】
ジム…月1万7,000円

【ヘアケア】
美容院代…2か月に1回で、1万3千円@渋谷『THE AGATA TOKYO』

【その他】
ネイル…3週間に1回、約1万円@『ネイルR』

合計約6万7千円(※月額ではかからないもの含む)
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