日本円偽札約2億円分を押収 過去最大 台北地検/台湾
(台北 9日 中央社)台湾台北地方検察署(地検)は9日、過去最大となる2億2879万円分の日本円偽札を押収したと発表した。新北市内の民家を家宅捜索したところ見つかった。民家に住む容疑者の女は2012年に中国から偽札を密輸していたという。
報道資料によると、海洋委員会海巡署の捜査チームが今月2日、台北地検検察官の指揮の下で新北市鶯歌区内の女の自宅を捜索。女は2012年9月に偽1万円札5万枚を中国から旅客機で台湾に密輸していた。偽札5万枚のうち半数(2億5000万円相当)はすでに販売され、残りを自宅に隠し持っていた。
女が所持していたのは、聖徳太子が描かれ、1986年まで発行されていた旧1万円札の偽札だった。
台北地検は、偽札の入手ルートなどを引き続き捜査するとしている。
(蕭博文/編集:名切千絵)
報道資料によると、海洋委員会海巡署の捜査チームが今月2日、台北地検検察官の指揮の下で新北市鶯歌区内の女の自宅を捜索。女は2012年9月に偽1万円札5万枚を中国から旅客機で台湾に密輸していた。偽札5万枚のうち半数(2億5000万円相当)はすでに販売され、残りを自宅に隠し持っていた。
女が所持していたのは、聖徳太子が描かれ、1986年まで発行されていた旧1万円札の偽札だった。
台北地検は、偽札の入手ルートなどを引き続き捜査するとしている。
(蕭博文/編集:名切千絵)