フジテレビ

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 お台場に春の嵐である。ただ、季節の到来を告げるものではなく、身内から吹き荒ぶ“突風”だという。6日、フジテレビの改編発表会が行われ、4月からの番組ラインナップが発表されたのだが……。

「一時の不振から平均視聴率も徐々に回復傾向にあります。さらなるテコ入れとして、目玉になったのは、昼、夕方、夜のニュース番組でした」(放送記者)

 今回、「Live News」として報道番組を統一、夕方の番組は加藤綾子アナ、夜はフジの三田友梨佳アナがメインキャスターとなる。実はこれに反発したのが、系列の地方局だ。

 フジテレビ関係者の話。

「あまりにもタイトルがコロコロ変わりすぎる、という地方局の不満の声がウチの編成部に届けられているのです。例えば、夜のニュース番組はこの4年で4回も番組名が変更されています。夕方も4年前に『みんなのニュース』、昨年から『プライムニュース イブニング』となったばかり」

フジテレビ

 現場の混乱は大きいと、さる地方局の関係者が言う。

「ニュース番組は大抵ローカルの枠を設け、地元の報道に力を入れています。しかし、タイトルが変われば、番組の構成が変わる。つまり、地元ニュースの時間帯が変更になることもあり、そうなれば、その時間を楽しみにしていた視聴者を手放すことにもなりかねない。しかも、今回の変更は系列局に対し、急なアナウンスだったとも聞いています」

 実際、改編発表会ではこんなシーンが見られた。

「ある記者から齋藤翼編成部長に“地方局に不満がたまっている”という質問が投げかけられた。部長は“魅力的なニュース番組にするため”と返答していましたね」(先の記者)

 魅力を求めて、信頼を失っては元も子もない。

「週刊新潮」2019年3月21日号 掲載