Google傘下のYouTubeが、巨額予算を必要とする独自番組の制作計画を打ち切ったとBloombergが伝えています。激化する他社との争いに身を投じるのは得策でないと判断したようです。

独自番組制作を中止

YouTubeは独自映画や番組を制作し、有料配信サービスの拡充を目指していると伝えられていました。しかしBloombergが関係者から得た情報によると、YouTubeはドラマやコメディの制作をキャンセルするとともに、巨額な予算を必要とする番組の制作案受け入れも中止したとのことです。
 
制作を打ち切った番組には、SFスリラー「Origin」と、コメディ「Overthinking with Kat & June」が含まれている模様です。

いち早く身を引いたYouTube

YouTubeは昨年11月、月額料金制の「YouTube Premium」で公開しているオリジナルコンテンツ「YouTube Original」を、2019年より順次無料化していく方針だと報じられました。つまりオリジナルコンテンツを有料配信するのではなく、広告付きの無料サービスへ移行させるということです。
 
この背景には、独自コンテンツの制作・配信に力を入れるNetflixやAmazonとの競争が厳しいという理由が考えられます。またこの後約1時間後に開催されるスペシャルイベントでは、Appleも独自制作番組を含む有料動画配信サービスへの参入を宣言する見通しです。
 
YouTubeはこれからますます激化する有料動画配信競争から、いち早く身を引いたという形になります。

 
 
Source:Bloomberg
(lunatic)