トルコ・イスタンブールにあるアヤソフィア博物館(2016年6月9日撮影、資料写真)。(c)OZAN KOSE / AFP

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【AFP=時事】トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領は24日、イスタンブールにあるアヤソフィア(Hagia Sofia)博物館をモスク(イスラム礼拝所)に改名する可能性に言及した。

 エルドアン大統領はテレビのインタビューで、イスタンブールの観光名所である同博物館の入場料を廃止する可能性があるか問われると、「不可能なわけではない。『博物館』ではなく『アヤソフィア・モスク』という名前であればだが」と答え、「観光客はブルーモスク(Blue Mosque)に出入りしている。彼らはいくらかでも支払っているか? そういうわけで、われわれはアヤソフィアの場合も同じことをするだろう」と述べた。

 イスタンブール元市長のエルドアン大統領は、今月31日の統一地方選を前に、自身が率いる公正発展党(AKP)の選挙キャンペーンを展開している。

 かつてはキリスト教会、そしてモスクとして使用され、現在は博物館となっているアヤソフィアは、イスラム教徒によるコーランの読誦や集団礼拝が行われることがあり、これをめぐってキリスト教徒との間に緊張が走ることがしばしばある。

 また同博物館を再びモスクにしようとする動きがキリスト教徒の怒りを招いており、トルコと同じく北大西洋条約機構(NATO)の加盟国で、宿敵であるギリシャとの間で緊張が高まっている。

【翻訳編集】AFPBB News