2017年までの4年間にわたって勤め先から1億円余りを横領したとして業務上横領の罪に問われている兵庫県にある建設会社の元役員の裁判が25日に開かれ、検察は「私利私欲で散財を繰り返した」として、懲役6年を求刑した。判決は4月8日に言い渡される。NHKニュースが報じた。

一方、弁護士は「被告はすでに自己破産して被害の弁償に向けた準備を進めている」と述べて、執行猶予の付いた刑を求めた。

被告が横領したとされる金は大量のブランド品購入のほか、人気キャラクターがデザインされ、会社の関係者が「ミッキーハウス」と呼ぶ住宅の改装費などに充てられていたことが明らかになっている。


横領1億円で “ミッキーハウス” 被告に懲役6年求刑(NHKニュース)