ベネズエラ・カラカスで行われた政権派の集会に参加するニコラス・マドゥロ大統領の支持者ら(2019年3月23日撮影)。(c)Juan BARRETO / AFP

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【AFP=時事】ロシアの国営通信社スプートニク(Sputnik)は24日、南米ベネズエラにロシア軍機2機が兵士と装備品を輸送したと報じた。

 スプートニクが公式ウェブサイトのスペイン語版で報じたところによると、「技術的な軍事契約を履行するため、装備品や人員を乗せたロシア機2機が23日、ベネズエラに着陸した」という。

 この報道に先立ち、ベネズエラのフリージャーナリスト、ハビエル・マヨルカ(Javier Mayorca)氏は、ロシア空軍の大型輸送機アントノフ124(An124)とイリューシン62(Il62)とみられるジェット機が23日、ベネズエラ首都カラカス郊外の主要空港に着陸したとツイッター(Twitter)への投稿で伝えていた。

 マヨルカ氏によると、2機からはロシア軍の将軍率いる兵士約100人が降機し、装備品35トンが降ろされたという。

 AFP記者も24日朝、首都近郊のマイケティア(Maiquetia)にあるシモン・ボリバル空港(Simon Bolivar Airport)にロシア国旗を塗装された機体が駐機し、ベネズエラ国家警備隊(National Guard)が周囲を警備しているのを確認した。

 ベネズエラ当局はロシア機に関する情報を公開していない。AFPはカラカスにあるロシア大使館に取材を試みたが、回答は得られなかった。

 ロシアは中国と並ぶベネズエラの主な同盟国で、共にニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領政権に多額の支援を提供している。また、暫定大統領就任を宣言した野党指導者フアン・グアイド(Juan Guaido)国会議長を支持してマドゥロ大統領を制裁対象とした米国に対し、ロシアは反対の立場を明確にしている。

【翻訳編集】AFPBB News