貴乃花氏 家族愛の絵本制作に兄・虎上も反応、修復に期待の声

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元横綱・貴乃花の貴乃花光司氏(46)が3月20日「ザ・発言X」(日本テレビ系)に出演し、“家族の愛”をテーマにした絵本を製作したと発表した。兄・虎上氏(48)からも反応があり、注目を集めている。

貴乃花氏の手掛けた絵本は「光のテーブル とっても大切なカエルのおはなし」といい、「お母さんに叱られたね お父さんに育ててもらったね いっつもお兄ちゃんがいてくれたね」「僕は間違っていたかもしれない 若いから家族の話を聞いてなかったかも知れない」といった言葉が綴られていた。

番組内で貴乃花氏は絵本のテーマを“家族の愛”としたことについて、「家族は原点。温かいご飯を作ってくれるお母さんに対する感謝。お父さんには夢持つことの大切さ教えてくれた感謝。引退して、改めて感謝を絵本にして伝えたい」と理由を明かした。さらに「1人で入門していたらここまでこられなかった」と虎上への感謝の思いも述べた。

また「15(歳)で入門してから、弱いところを見せられなかった」と明かした貴乃花氏は「46歳で人生折り返し。素直になろうと思いました」と発言。さらに家族関係の修復についても前向きな姿勢を見せた。

すると虎上が放送後、自身のブログを更新。「ほんの半年前まで私が出演する番組には写真は疎か名前を使うことさえできませんでした。ほんの3カ月前まで今後も会うことはないと言われていました。そのような中、急変した現状に当惑しています」と明かしながらも、「私の願いは、母がずっと大切に思っている弟と笑顔で逢えることです。これはそう遠くない現実だと感じ嬉しく思っています」と綴った。

さらに虎上は「絡み合った糸を解くにはまだ時間がかかりそうです」と語りつつ、こう結んだ。

「それぞれに精進して、いつか心交わす。そんな人生の後半が送れるようにと願います。私共の今後を温かく見守って頂けますようお願い申し上げます。いつか逢える日を楽しみに日々邁進して参ります」

歩み寄りを見せた貴乃花氏と、待ち望む虎上ーー。Twitterでは花田家の関係修復を期待する声が上がっている。

《貴乃花さん、親方を辞めて昔の偏屈にも見える意固地な感じが無くなってお兄ちゃんにも感謝の言葉を言えるようになったのはホント良かった》
《家族の情景が浮かんで来る絵本必ず読ませて頂きます 花田家一家が揃ってテレビに出てくれる日が来ます様楽しみにしています》
《お兄ちゃんのブログは泣けてくるよ 貴さま、虎上さん、お母様、一日も早く絡み合ってしまった糸がほどけますように!心から願ってます!!!》

再びテーブルを囲む日がくるかもしれない。