魔法生物学者ニュート・スキャマンダーと彼の師であるアルバス・ダンブルドアと、黒い魔法使いゲラート・グリンデルバルトとの戦いを描いた『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』。以前原作者のJ.K.ローリングが「ダンブルドアはゲイ」と発言したことから、今作ではジュード・ロウ演じるダンブルドアとジョニー・デップ演じるグリンデルバルトの関係にファンの視線が集中! でも2人が過去に恋愛関係にあったという決定的なシーンはなく観客の想像と噂にとどまっていた。

ところが最近、雑誌『ラジオタイムズ』インタビューで、原作者のJ.K.ローリングが2人の関係についてコメント、「彼らの関係はとても強いものです。情熱的であり恋愛関係です」と断言! 「でもどのような関係においても、ゲイとかストレートとか私たちがどのようなレッテルを貼ったとしても、相手がどう感じているのか人は知ることはできません。自分にはわかっていると信じることしかできないのです」「だから私は2人の関係の性的な部分にはあまり興味がありません。でも彼らの関係には性的な部分があると確信しています」とも!

ローリングは性的な部分よりも「お互いに抱いている感情的なものに興味がある」という。「それがすべての人間関係において最も興味を感じる魅力的な部分だから」と語っている。

ファンタスティック・ビースト』3作目ではダンブルドアとグリンデルバルトが直接対決すると見られているけれど、この発言で2人の過去にますます注目が集まりそう。どんな関係が描かれるのか楽しみにしたい!

text: Yoko Nagasaka