「フルハウス」のベッキー役で知られるロリ・ロックリン(右)と娘でインフルエンサーのオリヴィア・ジェイド・ジアヌリ
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 娘を名門大学に不正入学させるための詐欺行為に関与したとして逮捕されたテレビドラマ「フルハウス」のロリ・ロックリンが、レギュラー出演しているドラマの放送局ホールマーク・チャンネルをクビになったとDeadlineなどが報じた。

 ホールマーク・チャンネルはグリーティングカードで有名なホールマークが運営するケーブル局で、健全なドラマやテレビ映画の放送で知られる。ロリは同局のテレビドラマ「こころ呼ぶとき」で6シーズンにわたりアビゲイルを演じていたほか、テレビ映画「ガレージ・セール・ミステリー」シリーズにもジェニファー役で出演していた。

 声明でロリとの仕事関係はすべて解消したと発表した同局は、撮影済みのエピソードについても、創造的な解決策が決まるまで放送を見合わせているという。番組自体はキャンセルされていない。ロリはNetflix製作の「フルハウス」続編「フラーハウス」の最終シーズンからもカットされたと報じられている。

 またCBSニュースなどによると、不正入学をしたとされるロリの娘で、ユーチューバー、インフルエンサーのオリヴィア・ジェイド・ジアヌリも、パートナーシップを組んでいた化粧品会社セフォラから契約を切られたほか、ヘアケア製品のトレセメとの契約も解除されたという。(澤田理沙)