観るのではない。そこにいるのだ。/[c]2013 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

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19年4月30日(火)、平成が終わる。『タイタニック』『アバター』に驚き、宮崎駿作品や「踊る大捜査線」シリーズに熱狂した約30年間。「DVD&動画配信でーた」では、読者の心に残った平成の映画や俳優を教えてもらい、4月20日(土)発売の「DVD&動画配信でーた」5月号で大々的に発表するアンケート企画を実施中。毎号様々なテーマで、平成の映画を思い出すために役立つ特集を掲載して好評を博しているが、Movie Walkerでも“「DVD&動画配信でーた」Presents 特別企画・心に残る平成の映画 教えてください”として連載中。記事を参考に、どしどし応募してほしい!

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シリーズ「キャッチコピーで振り返る“平成の映画”30年」第3回では、平成21年〜30年(2009-2018)を彩った名or迷キャッチコピーの数々を一挙に紹介。懐かしの時代へタイム・トリップしつつ、心に残る1本を思い出してみて。

■ 観るのではない。そこにいるのだ。

『アバター』(09)より。史上初の3D映画ではないが、3Dの興奮を世の中に知らしめたメガ・ヒット作。映画史における役割をしっかり自覚したシンプルさで勝負。

■ 正義の心で悪をKILL

『キック・アス』(10)より。日本語の“斬る”と英語の“KILL”が同じ音である奇跡。岡本喜八監督の傑作時代劇『斬る』(68)の英語タイトルも『KILL!』でした。

■ 全員悪人

『アウトレイジ』(10)より。どこに出しても文句を言わせない“看板に偽りナシ”を地で行く簡潔な4文字。ポスターに並んだキャストの顔面も、みんな悪い!

■ 日本よ、これが映画だ。

『アベンジャーズ』(12)より。全米大ヒットを受けての上から目線で物議を醸す。しかしこの時はマーベル映画にとっての正念場。でっかい映画をでっかく見せて大躍進した。

■ ハリウッドよ、これが日本映画だ。

『桐島、部活やめるってよ』(12)より。 『アベンジャーズ』のコピーを受けて新聞広告などを飾ったフレーズ。高校生の日常をえぐるように切り取った小品が大作に真っ向勝負!

■ ハリウッドよ、これも映画だ。

『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』(12)より。こちらは『アベンジャーズ』に堂々と便乗してCMなどで使用。実写の邦画興行記録を打ち立てた『踊る』シリーズだからこその大胆さ。

■ 伝説が、壮絶に、終わる。

『ダークナイト ライジング』(12)より。前作『ダークナイト』(08)が色んな意味で破格の伝説作となったことから、完結編のハードルが上がりまくった状況への決意表明か?

■ 運の悪さは、遺伝する。

『ダイ・ハード/ラスト・デイ』(13)より。運の悪い男と言えば『ダイ・ハード』のマクレーン刑事。息子にバトンタッチするコピーかと思いきや、ブルース・ウィリス主演で新作準備中。

■ 泣くなよ絶対。とびきりハデにサラバだぜ。

『さらば あぶない刑事』(16)より。1986年に始まった最初のTVシリーズから30年がかりで完結した『あぶデカ』。もはや時代錯誤なキザったらしさがビシッと決まる伝統芸の強み。

■ 夢をみていた

『ラ・ラ・ランド』(16)より。夢を追いかける男女の切ない恋愛を描いた大ヒット・ミュージカル。エンディングの余韻を象徴するようなキャッチコピーが胸に沁みる。

■ 夢が、踊りだす。

『グレイテスト・ショーマン』(17)より。ミュージカル→踊る、は一見短絡的だが、社会の片隅に生きる人々が人生の喜びを見出す話なので躍動感は必須。夢と踊るとつなげた点が秀逸。

次回は日米の人気アニメーション映画のキャッチコピーを特集。乞うご期待!(Movie Walker・文/サードアイ 構成/「DVD&動画配信でーた」編集部)