北村一輝、「カメ止め」女優と焼肉の夜

写真拡大 (全6枚)

 3月上旬の週末、夜10時を回り、ようやく賑わいが一段落した東京・麻布十番の老舗焼肉店。いちばん奥の席から、よく通る男性の声が聞こえる。

 男性は身振り手振りで熱く語り、向かいの女性はぽろぽろとこぼれる涙と鼻水でティッシュペーパーが手放せない。そんな彼女を見てその隣の女性ももらい泣きしながら、ハイボールをグビグビと飲む。

 女性2人は、3月1日に行われた日本アカデミー賞で9部門を総なめにし、8日の地上波放送も話題となった映画『カメラを止めるな!』でヒロインを演じた秋山ゆずき(25才)と、主人公の妻役のしゅはまはるみ(44才)。男性は北村一輝(49才)だった。

 北村は秋山の手を掴み、

「こうきたら普通はこうするでしょ! でもそこをこうするとほら! カメラの前ではね、こうなんだよ!」

 と右に左にと手を振って言葉に力を込める。女性2人は、

「あぁ〜〜っ! なるほどなるほど、ホントですね!」

 とポン!と手を打って頷いた。どうやら熱心に演技論を交わしていたらしい。

「よく“お前は気持ちが入ってない”って言われるんです…。どうやればいいのかわからなくて…」

 と秋山が号泣すると、

「うちの娘を泣かせないでくださいよ〜」

 と、しゅはまも涙。その激情ぶりは『カメ止め』さながらだが、3人の関係とは。

「昨年8月、しゅはまが『ほんとにあった怖い話』(フジテレビ系)に出演。そこで主演した北村と親しくなったそうです。しゅはまと秋山は仲がよく、2人とも『カメ止め』以降オファーが殺到したものの、ブレークに戸惑っているようです。それで北村に相談していたのでしょう」(芸能関係者)

 しゅはまが、「“なんでお前がいちばん売れるんだ”みたいな、やっかみがあるんです」とこぼすと、秋山も「そうなんです」と頷く。

 2人は昨年大手事務所に移籍している。そのことで俳優仲間からやっかみを受けている、ということなのか。秋山が、「『カメ止め』のみんなは応援してくれているんですけど、そうじゃない人もいて…」と、顔をしかめると北村はキッパリこう言い切った。

「言いたいヤツには言わせておけばいいんだよ。事務所がどうとかなんて関係ない!」

 その言葉でまたもや2人は泣き出すのだった。

 会計時には、財布を出す北村を見て、2人がアタフタ。

「こういう時、どうすればいいのか…」

 小声でつぶやくしゅはまに、北村の口から名言が飛び出す。

「もちろん俺が払うよ。2人は“いいんですか〜?”って言えばいいんだよ。俺、女の子と飯食いにいった時に、出させたことないから!」

 44才のしゅはまが「私も“女の子”でいいですか?」とはにかむと、「あぁ、女の子だよ」と優しく微笑んだ北村。最後までカッコいい先輩ぶりを見せつけた夜だった。

※女性セブン2019年3月28日・4月4日号