英国の離脱 EU側は1年超の延期も視野

写真拡大

イギリス議会が14日、EU(=ヨーロッパ連合)からの離脱の延期要請を可決したことを受け、EU側は1年を超える長期の延期も視野に入れ始めている。

メイ首相は延期幅について6月末までの3か月としているが、EUのトゥスク大統領は14日、「イギリスが離脱戦略を考え直すために必要なら各国に長期の延期を受け入れるよう要請する」と表明していて、1年以上の延期も視野に入れているとみられている。一方で、「延期には正当な理由が必要だ」との立場も崩していない。

大和総研シニアエコノミスト・菅野泰夫氏は、「27か国全部の賛成がないと延長は決まらない。仏・マクロン大統領は、強固に反対していると言われている。まだ最終的に離脱延長できるか不確実な部分がある」と分析した。

来週21日のEU首脳会議の結果が、離脱の先行きを大きく左右することになる。