恋人との付き合いが長くなってくると、避けて通れないのが倦怠期。「いつまでも出会った頃のようにラブラブで過ごしたい♡」と願っているはずなのに、どんどん無くなっていくドキドキ感や、日ごとに増える喧嘩にモヤモヤ……。

今回は、そんな倦怠期に悩んでいる人にぜひ観てほしい、マンネリカップルが印象的な映画を5本ご紹介。自分と似た状況のカップルが出てくる作品を観れば、関係を見つめ直すきっかけになるかも!

セックス・アンド・ザ・シティ2』(2010年)

ニューヨークを舞台に、女性4人の恋と友情と本音を大胆に描いた人気作『セックス・アンド・ザ・シティ』の続編。監督を務めるのは、前作同様マイケル・パトリック・キング。

同作のドラマシリーズから、数々の困難を乗り越えた末に結ばれたキャリーとビッグの結婚生活も2年目を迎える。円満かと思われた二人だが、キャリーはマンネリ化しつつある夫婦生活に不満が募っていた。そしてミランダ、シャーロット、サマンサにもそれぞれ悩みが。そんななか四人は、砂漠の国・アブダビへとバカンス旅行に出かける。

「マンネリかも」と感じはじめるきっかけは、些細な出来事がほとんど。彼は自宅に帰って来ればテレビばかり見ている……といういうキャリーの小さな不満に、思わず共感してしまう女性も多いのでは? でも、そんな小さな不満もこじれると大問題へと発展してしまうから、男女の関係って本当に厄介。

もし倦怠期だと感じたら、時にはキャリーのように女友達と気晴らしに出かけ、自分の欲望に素直に生きてみるのも良いかも。ストレスフリーに生きることでパートナーにも優しくできて、今よりもっと素敵な関係を築けるはず。

『そんな彼なら捨てちゃえば?』(2009年)

ケン・クワピス監督作品。ベン・アフレック、ドリュー・バリモア、スカーレット・ヨハンソン、ブラッドリー・クーパーら豪華キャストが集結。

同居して7年目になるのに全く結婚する気のないニールと、本心を隠しているが実は結婚したいベス。勘違いと空回りの連続で運命の相手に出会えないジジに、友達として“男の本音”を指南するアレックスなど……さまざまな事情を抱える男女9人の恋模様が交錯していくラブコメディー。

作中に出てくるニールとべスは、長い付き合いのまさしくマンネリカップル。なかなか結婚してくれない彼にやきもきするのは、全世界の女性共通のお悩みのよう。

付き合いが長くなるにつれ、頭のなかには“結婚”の2文字が浮かび「この先どうなるの!?」と不安が募っていくもの。そんな時こそ、パートナーのどこが好きなのか、どんなところに惹かれたのかをもう一度考えてみて。

出会った頃の気持ちを思い出す……って、シンプルだけど難しい。でもやっぱりそれこそが、マンネリ打破の1番のポイントなのかも。

『プラダを着た悪魔』(2006年)

ジャーナリストを志しニューヨークにやってきたアンディ。ファッションとは無縁の彼女が手にした仕事は、誰もが憧れる一流ファッション誌「RUNWAY」の編集長・ミランダのアシスタントだった。ミランダからの無謀な命令の数々に心折れそうになりながらも、キャリアのために奮闘するアンディ。しだいにファッションに目覚め、仕事への楽しみを見出していくが、一方で恋人とはすれ違いも増えはじめ………。

ローレン・ワイズバーガーによる世界的ベストセラー小説を映画化。「セックス・アンド・ザ・シティ」シリーズでも知られるパトリシア・フィールドが手掛けた、一流ブランドのスタイリングにも注目の作品。

劇中でアンディに様々なアドバイスをくれる、アートディレクターのナイジェルのセリフに「仕事ができるようになると、プライベートが崩壊するよ。昇進のタイミングだ」というものがあります。“仕事とプライベートの両立”は、働く女性なら誰もが抱えているであろう課題。悩み葛藤するなかで自分なりの答えを見つけていくアンディの姿勢には、パートナーとのマンネリを打破するだけでなく、自分自身の未来を切り拓くためのヒントがたくさん散りばめられています。

倦怠期って正直とっても面倒で、おもわず目を背けたくなってしまうもの。でも、仕事も恋愛においても大切なのは、アンディのように何事にも真剣に向き合うこと。見終わった後「私も頑張ろう!」と背筋が伸びる一本です。

『噂のモーガン夫妻』(2009年)

監督・脚本は『ラブソングができるまで』などのマーク・ローレンス。ヒュー・グラントとサラ・ジェシカ・パーカーが共演。

不動産業界で活躍するメリルと敏腕弁護士のポールは、ニューヨーク・マンハッタンで暮らす誰もがうらやむゴージャスな夫婦。しかし実は、ポールの浮気が発覚したことにより二人は別居中で、離婚の危機にあった。なんとか関係を修復しようとするポールはメリルを食事に誘い出かけるが、その夜、殺人現場に遭遇してしまう。警察の“証人保護プログラム”が適用された二人は、都会暮らしから一転、身分を隠しての田舎暮らしを強いられることになり……。

都会派セレブ夫婦(しかも離婚寸前!)の田舎暮らしは、最初はなんとも頼りなくてヒヤヒヤの連続。でも、ゆったりと流れる時間のなかでお互いとしっかり向き合うことで、徐々に関係に変化が生まれます。

パートナーとの関係にマンネリを感じているなら、思いきって環境を変えてみるのもひとつつの手かも。モーガン夫妻のような田舎暮らしとまではいかなくとも、たまにはのんびり二人で温泉や旅行に出かけてみるのもおすすめ。いつもと違う空間で過ごせば、新鮮な気持ちが復活するはずですよ。

『セレステ∞ジェシー』(2012年)

『アデライン、100年目の恋』などを手掛けるリー・トランド・クリーガー監督作品。ラシダ・ジョーンズが主演、脚本を務めた作品。

笑いもノリもぴったりで仲良し夫婦のセレステとジェシー。しかし、会社経営者としてキャリアを重ねる妻セレステに対し、夫のジェシーはいつまでたっても売れないアーティスト。30代になっても変わらぬその関係に、「永遠に親友でいられるように」とセレステの提案で離婚を決意する。離婚後も順調に親友関係を楽しんでいた二人だったが、ある日ジェシーから好きな人ができたと打ち合けられ、セレステは彼の存在の大きさに気付くのだが……。

時に理不尽で、自分勝手で、格好悪いセレステのジェシーに対する行動。そのリアルな恋愛模様に、おもわず共感してしまう女性も多いのでは? パートナーとの関係が近ければ近いほど、セレステのように“常に自分が正しい”と思ってしまうもの。マンネリを感じた時に観れば「彼をもっと大切にしよう」というきっかけになるはず。

でも、マンネリカップルの行く末は、必ずしも関係を立て直すことだけが正解とは限りません。関係修復よりももっと重要なのは、自分自身がきちんと前に進み続けること。どんな結末になろうとも、決して無意味な恋愛なんてない……そんなことに気づかせてくれる作品です。

映画のなかのヒロインたちの悩みはどれもリアルで、まるで女子会で悩みを打ち明け合っているような感覚に。観終えたあとには、すっきり晴れやかな気持ちになっているはずです。

マンネリなんて吹き飛ばして、幸せな未来をつかみましょう♡