この姿はもう見納めか(C)日刊ゲンダイ

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 左ふくらはぎの張りを訴え三軍送りとなった巨人の阿部慎之助(39)に対し、チーム内からも厳しい声が出ている。

29人をピシャリも…G大江「新守護神」候補浮上の痛し痒し

「事実上の捕手再廃業ということになるかもしれない」(チーム関係者)

 原監督に直訴してまでこだわった4年ぶりの捕手復帰だったが、春のキャンプでいきなり背中痛を発症。調整に遅れが生じると、対外試合2試合にマスクをかぶっただけで今度は足に張りが出たというのでは、確かに首脳陣の心証はよくない。

「一軍の捕手陣は原監督がその実績と安定感を買ってFAで獲得した炭谷と昨年までの正捕手で強肩という絶対的な武器のある小林に加え、他球団が阿部級と称する打撃力を持った大城も成長している。3人とも正捕手というには決め手を欠くとはいえ、早くも満身創痍という雰囲気の慎之助に捕手としての出番があるかどうか……」(同)

 キャンプ中に原監督と話をした評論家の山崎裕之氏によれば、「原監督は阿部の捕手復帰について『まあ、ブランクがありますからねぇ』と歯切れが悪かった。最初から代打の切り札に考えていたのではないか、という印象でした。年齢とブランク、故障歴を考慮すれば仕方がないでしょう」と、そもそも阿部を捕手としての構想に入れていなかったフシもある。

「打撃技術とパワーは健在で、代打としてならこれ以上の戦力はない。故障が癒えれば、開幕後は代打の切り札としてベンチに控えることになる可能性が高い」

 とは、前出のチーム関係者。2016年以降、公式戦で一塁以外のポジションを守っていない阿部に再び捕手廃業の現実が突きつけられている。