4回戦進出を決めた大坂なおみ【写真:Getty Images】

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オンコートインタビューで再び会場沸かせる

 テニスのBNPパリバ・オープン(DAZN独占中継)は11日(日本時間12日)、女子シングルス3回戦で世界ランク1位の大坂なおみ(日清食品)が同25位のダニエル・コリンズ(米国)に6-4、6-2でストレート勝ちを収め、4回戦進出を決めた。試合中は「カモーン」の雄たけびを轟かせていた大坂だが、オンコートインタビューでは“らしい”和やかなインタビューで会場の笑いを誘っていた。

 全豪オープンで4強入りするなど、今季好調だったコリンズを圧倒し、ラウンド16進出を決めた大坂。白熱した第1セットでは気迫のこもった「カモーン」を連続で会場に轟かせていたが、一転してオンコートインタビューではスタンドを和ませた。

 WTAが公式ツイッターでインタビューシーンを公開。それによると、質問者からの「最近は楽しみながらプレーできているように見えますが」という問いかけに対して「テニスはいつも楽しんでるつもりなんだけど」と笑いながら返答。この答えに会場もどっと沸いた。

 そして、大坂はこう続けた。「テニス以外の人生を送りたくないと気付いたの。この場に居られるのは光栄。一試合一試合を楽しみたい。この会場では良い思い出しかない。次の試合もぜひ楽しんでもらいたい」とツアー初Vを飾った舞台への思いも語っていた。

 初戦で敗れたドバイ選手権後の記者会見では涙も流した大坂。初戦だった2回戦でも“ナオミ節”で会場を爆笑させていたが、思い出のインディアンウェルズでらしい笑顔が完全に戻ってきた。(THE ANSWER編集部)