ロジャーズ氏(アリランテレビ提供)=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】米国出身の著名投資家ジム・ロジャーズ氏は9日、韓国の国際放送「アリランテレビ」の番組に出演し、「北朝鮮の低賃金で高学歴の人材と豊富な天然資源そして韓国の管理能力と資金が合わされば、世界で最も魅力的な投資先になる」とし、北朝鮮と未来の朝鮮半島を投資先として注目していると明らかにした。

 ロジャーズ氏は昨年末、北朝鮮の金剛山にゴルフ場を持つ韓国のリゾート企業の社外役員になって話題になった。同氏は同社の定期株主総会に初めて出席し、その後番組に出演した。

 ロジャーズ氏は南北経済協力事業の金剛山観光の再開時期について、ベルリンの壁崩壊後のドイツ統一を例に挙げながら自身の任期である3年よりも早い時期に再開されるとの見通しを示し、南北統一も3年以内に実現可能と述べた。

 また南北交流が可能になれば北朝鮮に向かう交通手段の需要が高まるため、大韓航空に投資したが、南北統一に備え、投資する中小企業も物色中と話した。

 先月末の2回目の米朝首脳会談が物別れに終わったことについては、「良くはないが心配する状況ではない」と述べた。既に北朝鮮には起業家や事業家が市場経済を知っており、韓国やほかの外国と同じような生活をすることを望んでいるため経済開発への意思は後戻りできないと指摘。北朝鮮の非核化を信じていると語った。

 ロジャーズ氏は先ごろ、日本株をすべて売却したと発言し話題になった。また「日本は人口8000万人になる統一した南北と競争できないため、あらゆる手段を使って南北が一つになり、北朝鮮が開放されるのを妨害する」と主張した。