竹田恒和JOC会長

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 日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長(71)の退任論が浮上した。

「出所は、森喜朗さん(81)が会長を務める東京五輪組織委員会。それに抗うように18日、竹田氏側近の専務理事が“70歳定年の例外を検討”と明かした。つまり竹田続投の流れを作ろうとしているのです」

 と大手紙五輪担当記者が語る。どうやら“竹・森”戦争が勃発したようだ。

「やはり、フランス当局が竹田会長を贈賄で捜査していることが大きい。本人は潔白を主張していますが、いつ爆発するか知れない爆弾を抱えて五輪の準備なんてできませんから。そもそも、竹田さんでは森さんの相手になりません。7月の任期満了で辞めれば、竹田さんも格好がつきます」

竹田恒和JOC会長

 というわけで、関係者の間では早くも“次期会長”の名が取り沙汰され始めた。

 ただし、タネを明かすと、

「決めるのは森さん。順当に行くと、3名のJOC副会長のうち唯一定年を迎えていない橋本聖子さん(54)が繰り上がりそうですが、森さんは“JOC会長より国会議員を続けろ”と説いているので可能性は低い」

 そこで本命視されているのが、JOC強化本部長を務める山下泰裕全日本柔道連盟会長(61)である。

「初代会長は“柔道の父”嘉納治五郎ですしね。山下さんは現場が好きで、会長になる気は全くありませんが、元来断れない性格なので、森さんに指名されたら渋々やるとは思います」

 栄えある五輪ホスト国の長を渋々とは……。他にダークホースはいないのか。

「北京五輪個人銀、ロンドン五輪団体銀の太田雄貴(33)。一昨年、31歳の若さで日本フェンシング協会会長に抜擢され、昨年12月には国際フェンシング連盟副会長に就任しました。元フェンシング選手のバッハIOC会長とも昵懇です。生来の“爺殺し”なので、森さんのお眼鏡にも適うかも」

 5月初旬には大勢が決するというが、はたして……。

「週刊新潮」2019年2月28日号 掲載